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アジア情報

  • 2022年2月5日

インド 古紙の輸入関税を2.5%に増税  

  ■ インド 古紙の輸入関税を2.5%に増税  2022年2月5日 インド政府は製紙原料として輸入される古紙に対して2.5%の関税を課すことを決定した。2月2日よりHSCODE4707に分類される古紙の基本税率が0%から2.5%に増税される。 従来、製紙企業の直接輸入する古紙に関税は賦課されていなかったが、古紙輸入量の増加に伴い関税を徴収する事が決定された。商社などの輸入する古紙に係る […]

  • 2022年2月2日

台湾輸入通関統計 21年古紙輸入量12%増加 日米古紙で92%

  ■ 台湾輸入通関統計 21年古紙輸入量12%増加 日米古紙で92% 2022年2月2日 台湾の輸入通関統計によると21年の古紙輸入量は155万1,393㌧で前年比12.9%増加となった。特に日本からの輸入量は40%増加し56.3万㌧、次いで増加したのが米国古紙で86.6万㌧の16.3%増だった。その他の国からの輸入量は全て減少しており、日米古紙が全体に占める割合は92.1%に達してい […]

  • 2022年1月27日

21年 中国の段原紙輸入量が減少に転じたワケ

  ■ 21年 中国の段原紙輸入量が減少に転じたワケ   2022年1月27日 21年から中国が古紙を完全輸入禁止にしたことで、原料不足から中国国内において段原紙不足が発生し、大きな輸入需要が生まれる事が期待されていた。事実20年の段原紙輸入量は717万㌧と19年の輸入量から2倍以上に増加した。中国造紙協会の統計によると、20年の中国段原紙消費量は5,613万㌧  で前年比17%以上増加 […]

  • 2022年1月26日

輸入禁止後も古紙相場に影響を与える中国市場

  ■ 輸入禁止後も古紙相場に影響を与える中国市場 2022年1月26日 中国が古紙を輸入していた頃は、中国が世界の古紙価格を決めているといっても過言ではないほどの影響力があった。21年以降中国は全面的に古紙の輸入を禁止しており、日本の古紙は東南アジアが主な古紙販売先となっている。 21年は韓国や台湾、ベトナム、インドネシア向け価格がそれぞれの地政学事情や需給によって日本の古紙を取り合い […]

  • 2022年1月22日

2022年1月 東南アジア古紙市況

  ■ 2022年1月 東南アジア古紙市況 2022年1月25日 旧正月明け到着分の古紙輸出価格は反発し先高感がでているが、それぞれの国の事情により価格差がある様だ。 マレーシア、インド、ベトナム向け価格は上昇、台湾・韓国は若干の上昇で購買意欲はそこまで強くない。 現在のJOCC輸出価格は CIF TAIWAN $250-260(CY24.0~25.0円/kg) VIETNAM $275 […]

  • 2022年1月20日

世紀陽光紙業 タイで乾式古紙パルプ工場を稼働

  ■ 世紀陽光紙業 タイで乾式古紙パルプ工場を稼働 2022年1月20日 中国大手製紙企業の世紀陽光紙業ホールディングス(Sun Shine paper)は1月12日午後、タイで建設中の乾式再生パルプマシンのテスト運転を行った。2月以降順次中国向けに出荷を開始するとしている。 タイでは山鷹国際社を始め、森林包装紙業などが再生パルプ工場を稼働させており、設備投資が少なく低コストな乾式古紙 […]

  • 2022年1月14日

ベトナム古紙を含むスクラップの輸入に環境保証金制度を導入

  ■ ベトナム古紙を含むスクラップの輸入に環境保証金制度を導入 2022年1月15日 ベトナム政府は10日、金属スクラップ、古紙を含む固形廃棄物原料を輸入する業者は、輸入されたスクラップから生じる環境汚染リスクに責任を負う事を担保するため、輸入総額に応じて10~20%の環境保証金を供託する法案を施行した。 法案は2015年6月19日に施行され、水、大気、土地の環境維持を目的に関係省庁に […]

  • 2022年1月13日

旧正月明け古紙価格強含み 中国向け原紙価格が上蓋

  ■ 旧正月明け古紙価格強含み 中国向け原紙価格が上蓋 2022年1月13日 旧正月明け船着分の古紙価格交渉が始まったが、それぞれの国の事情により価格差がでている。 マレーシア、インドは欧米古紙を中心に購入を再開しており、価格が強含んでいる。一方ベトナムは若干の上昇、台湾・韓国は横ばいで購買意欲はそこまで強くない。 現在の古紙価格はJOCC CIF TAIWAN $245~250 VI […]

  • 2022年1月8日

マレーシア 1月10日より古紙船積前検査制度を開始

  ■ マレーシア 1月10日より古紙船積前検査制度を実施 2022年1月9日 マレーシア通商産業省(MITI)は昨年11月から2ヶ月間延期していた金属スクラップ及び古紙の輸入規制改定案(船積前検査の導入)を1月10日より実施する事を発表した。 マレーシア政府は当初昨年2月に規制に関する詳細を発表していたが、新型肺炎の感染拡大や8月にムヒディン前首相が内閣総辞職するなどしたため、数度にわ […]

  • 2022年1月8日

中国オミクロン株の拡大で段原紙需要低下 価格軟化 東南アジアに波及

  ■ オミクロン株の拡大で需要低下 中国段原紙価格軟化 東南アジアに波及 2022年1月8日 旧正月前の不需要期とオミクロン株の拡大による移動制限が重なり製造業の工場稼働率が下がった事で中国の段原紙需要は非常に弱い。また原料不足と電力不足により製紙各社は操短を余儀なくされているが、需要の弱さからさらに休転と値下げのアナウンスを実施した。 中国ではオミクロン株の感染が拡大、現在の新規感染 […]