- 2021年9月28日
マーケットハイライト:中国景気失速感 古紙価格は横ばいからやや弱含み
■ マーケットハイライト:中国景気失速感 古紙価格は横ばいからやや弱含み 2021年9月30日 8月から若干軟化傾向にあった輸出古紙価格だが、例年なら秋需に入る9月になっても価格が再上昇する雰囲気はまだ見られない。 古紙消費国である東南アジア各国の生産活動が都市封鎖によって十分に行われていない事と、中国の景気失速感が強まっており秋需を前にしても消費が活性化していない事が原因の様だ。 […]
■ マーケットハイライト:中国景気失速感 古紙価格は横ばいからやや弱含み 2021年9月30日 8月から若干軟化傾向にあった輸出古紙価格だが、例年なら秋需に入る9月になっても価格が再上昇する雰囲気はまだ見られない。 古紙消費国である東南アジア各国の生産活動が都市封鎖によって十分に行われていない事と、中国の景気失速感が強まっており秋需を前にしても消費が活性化していない事が原因の様だ。 […]
■ レンゴー出資 ベトナムVina Kraft社新工場建設 2021年9月28日 レンゴーの出資するベトナムのビナクラフトペーパー社は、新たに製紙工場を建設する事を決定した。 建設予定地はハノイ市より北北西40kmに位置するブィンフック省で投資額は8兆1,330億ベトナムドン(約370億円)規模となる見込み。抄紙機は1台でライナー及び中芯を製造し、年産37万tの生産能力となる。これに […]
■ マレーシア 古紙船積前検査訂正案を簡素化 2021年9月25日 9月14日、マレーシア政府は今年2月に発表していた古紙の船積み前検査要項に於いて簡素化した案を発表した。 2月に発表された法案では、輸出地における船積み前検査に加え、船中検査、輸入検査など検査が多重に予定されており、手続きが煩雑だった。今回発表された改定案では検査は船積み前検査に統一されている。 改定案によると、マレ […]
■ 中国大手不動産開発企業の経営危機 リーマンショック再来? 2021年9月25日 中国政府が物価抑制政策の一環として不動産投資に対する融資制限など開発業者への締め付けを強化した事で、大手不動産開発会社である「恒大」が経営破綻の危機に直面している。 23日の人民元建て利払いを済ませた事からひとまず安心感が出ているが、同社は128以上の銀行と121社を超えるノンバンク(不動産金融)から […]
■ ベトナム 都市封鎖を9月30日まで延長 2021年9月17日 ベトナム最大都市ホーチミンでは8月23日から都市封鎖が厳格化され、地域ごとに従業員の通勤が制限されるなど、生産現場に影響が出ている。市民の移動制限は今月15日を期限としていたが、さらに期限を延長し30日まで継続する事を決定した。 各家庭には生活必要物資を軍などが配給しているが、同市の15日の新規感染者は5301人で、 […]
■ タイ環境汚染防止局 米MIX古紙をシップバック 2021年9月11日 タイの環境汚染防止局は8日米国から輸入されたMIX古紙6コンテナを検査したところ都市廃棄物(廃プラスチック)の混入が認められたとして、原産国に積戻し処分を下した事を発表した。 輸入者はタイ最大手製紙企業であるサイアムクラフト社で、HS CODE 4707.90.00、その他の古紙として輸入申告された。X検査後、 […]
■ インド段ボール企業採算悪化 政府に原紙輸出制限の嘆願書を提出 8月に入り、輸出古紙価格が若干軟化した。7月末に段ボール古紙輸出価格が一時CY29円と異常な高値も出ていると噂になったが、当時そこまでの高値を付ける製紙企業はなく、投機的に動いたブローカーによるスポット価格だったと思われる。実際の販売価格も、CIF TAIWAN $290~295 CIF VIETNAM $305-31 […]
■ マーケットハイライト:古紙輸出価格若干軟化 東南アジア感染拡大と都市封鎖影響 2021年8月30日 8月に入り東南アジアに於いて新型肺炎の拡大が深刻化、段原紙需要も弱い事から売値ベースの古紙価格は10㌦程度軟化した。価格をけん引していた台湾製紙メーカーの古紙購買意欲が減退した事と、ベトナムでは厳格な都市封鎖が実施されている事も重しとなった。 アジア各国に於いて物流制限により港湾 […]
■ ベトナム 新型肺炎の拡大深刻化 厳格な都市封鎖を9月15日迄延長 2021年8月22日 ベトナム政府は都市封鎖措置を9月15日まで延長し、新型肺炎の感染拡大を封じ込めるため、さらに厳格な規制を行う事を閣議決定した。 ベトナム・ホーチミンでは7月9日以降厳格なロックダウン措置が布かれたものの新型肺炎の拡大は終息することなく、夜間外出禁止令・区をまたぐ移動禁止・工場の運営規制など、 […]
■ ロシア2022年丸太輸出禁止 中国の木材調達に大きな影響 2021年8月15日 プーチン大統領の命令によりロシアは2022年1月1日から針葉樹及び高付加価値広葉樹の丸太及の輸出を禁止する。 今年7月1日からは10%もの輸出関税が課されることとなった。 ロシア議会からは最終的な法案が発表されておらず、段階的に禁止される、或いは国有企業の輸出が許可されるかなどは不明なままとなってい […]