- 2021年4月30日
世界のパルプ生産動向
■ 世界のパルプ生産動向 2021年4月30日 玖龍紙業の関連企業である海南中南資源有限公司は中国建設局と協力し、玖龍社重慶工場に於ける古紙代替え技術開発プロジェクトを開始した。12憶元(約1.7憶㌦)を投資し既存の白板/白カード生産設備の古紙供給システムを農業・林業廃棄物(竹チップ、唐辛子枝、木材の剪定廃材)などを利用した機械パルプを製造できるように改造する。 技術が完成すれば年間 […]
■ 世界のパルプ生産動向 2021年4月30日 玖龍紙業の関連企業である海南中南資源有限公司は中国建設局と協力し、玖龍社重慶工場に於ける古紙代替え技術開発プロジェクトを開始した。12憶元(約1.7憶㌦)を投資し既存の白板/白カード生産設備の古紙供給システムを農業・林業廃棄物(竹チップ、唐辛子枝、木材の剪定廃材)などを利用した機械パルプを製造できるように改造する。 技術が完成すれば年間 […]
■ 世界の段原紙増産情報 2021年4月28日 インド 2020年11月設立のインド新興段原紙紙メーカーであるShivar Kraft paperは6月から中芯/テストライナー併抄マシンを稼働開始する。日産150㌧で総投資額は4憶100ルピー。 またGloris Paper もグジャラート州にある工場にてクラフト紙ラインを増設する。マシンはJMC Paper Tech社製(インド企 […]
■ ロシア 段ボール需要が拡大 紙不足に価格上昇、段ボール生産強化 2021年4月8日 ロシアの段ボール原紙生産量は2016年から2020年までの過去5年間で150万㌧から198万㌧と27.8%増加した。 新型肺炎の流行により経済成長は鈍化しているが、通信販売や加工食品の包装需要が増加した事により2020年は特に成長が著しかった。 20年の段ボール原紙の生産量は前年度比10.4%の成 […]
■ 世界の段原紙増産情報 2021年3月30日 米国 世界の段原紙増産計画進行状況 米国Packaging Corporation of America社(PCA)はアラバマ工場のPM3をクラフトライナー(KLB)に転抄することを発表した。PM3は年産36万5千㌧のUFP(非塗工上質紙)を製造しているが、底堅い包装需要を受け、今後36か月間で年産70万㌧のKLBマシンへ変更する。 […]
■ 米大手デベロッパー フロリダ州に再生パルプ工場の建設用地取得 2021年3月30日 ニュージャージー州に本店を置く米大手建設ディベロッパーのCeladon Development Corporation(セラドン社)はフロリダ州最大の港であるタンパ港と37エーカーを借用する契約を締結した。 セラドン社はインフラ設備企業であるKamine Development Corporati […]
■ 玖龍社(ナインドラゴン)マレーシアに巨額投資 製紙拠点を二か所建設 2021年3月12日 先日中国玖龍社は今後国内外に1000万㌧以上の増産計画があると公表したが、その計画に記載されていたマレーシアに於いて54億リンギット(約1400億円)を追加投資すると発表した。 この投資は計画にある二つの工場に投資され、一つ目は2019年に発表したパハン州ベントンにて地元製紙企業(SIN […]
■ 世界の段原紙増産情報 2021年2月27日 中国 山鷹国際は肇慶市に建設予定のKライナーマシン2号機(PM53)の詳細を発表した。Valmet製で紙幅9.3m 抄紙1200m/分 50万t/年で2022年第一四半期の稼働を予定している。同工場の1号機は65万tマシンで9.3m 抄紙1200m/分で2021年末に稼働予定となっている。 サンペーパーラオス工場のマシンもそうだが同規 […]
■ 世界の段原紙増産情報 2021年2月28日 インド インドSouth India paper はNanjangud工場で予定していた新マシンの稼働を翌月に遅らせる事を発表した。同社は既存3つの板紙マシン(45㌧/日 (1.83m 幅), 50 ㌧/日 (2.55m 幅) 115 ㌧/日 (2.88m 幅))でライナー・中芯・白ライナーを製造しており、新マシンの稼働に […]
■ 世界の段原紙増産情報 2021年1月27日 中国 玖龍は中国広西省北海市に795万tの紙パルプ工場を建設する事を発表した。第一工期は190万tのパルプ、110万tの段原紙、120万tの食品用紙器、20万tのクラフト紙45万tの白ライナー55万tの印刷用紙となる。第二工期は55万tのパルプ、80万tの段原紙、120万tの食品紙器を製造する予定となっている。 また重慶市において50 […]
■ 世界の段ボール増産と市況 2020年12月11日 欧州 ドイツ ドイツの段ボール協会によるとドイツの段ボールケース販売は新型肺炎拡大当初都市封鎖により低迷したものの、経済再開に伴い需要が拡大、20年1-10月の販売数は67億㎡となり前年同期比4,000万㎡の増加となった。21年の予測は第一四半期と第二四半期に於いて0.5%と1.9%の成長を見込んでいる。価格も10月から2か月連 […]