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世界の段原紙増産

  • 2020年11月30日

世界の段ボール増産情報

  ■ 世界の段ボール増産情報   2020年11月30日  中国 山鷹国際の広東省肇慶工場に於いて21年年末に稼働予定の最新マシンの詳細が公表された。マシン幅9.3m、抄速1200m/分の大型マシンで高強度ライナーを製造し製造量は1920㌧/日で年産65万㌧となっている。 芦林紙業は江西省の上饒市の工場に於いて年産30万㌧のPM5を稼働させた。抄紙幅8650mm、抄速1300m/分、ロ […]

  • 2020年10月30日

世界の段原紙増産情報

  ■ 世界の段原紙増産情報 2020年10月30日  欧州 フィンランド ストラエンソ社はフィンランド・オウル地方にある上質コート紙マシン(7号機)を9月末で停機した。同工場の6号機も9月初旬に停機している。2台の年間総生産量は100万㌧で、7号機は20年年末までにクラフトライナー(KLB)マシンに改造する予定だ。さらにヒルテブルーク工場の3号機(新聞、DIP設備)も2021年までに停 […]

  • 2020年9月23日

世界の段ボール増産動向

  ■ 世界の段ボール増産動向 2020年9月  欧州 ドイツ ドイツの製紙メーカーであるPROGROUP AG社が兼ねてより発表していた新設3号機の稼働を開始した。 PM3は中芯、テストライナーの併抄マシンで年産75万t、Voith社製の抄紙機で1日3,000t処理できるデュオ・ドラムパルパーを採用している。抄紙幅は9200mm、抄速1,600m/分のモンスターマシンでワインダシステム […]

  • 2020年9月23日

中国での段原紙増産と古紙代替

  ■ 中国での段原紙増産と古紙代替 2020年9月  北米 アメリカ  来年度の古紙輸入禁止に備え、中華系製紙企業は再生パルプ工場の建設を強化している。特に山鷹国際は再生パルプ工場の増設に積極的で‘18年に米国ケンタッキー州にあるPhoenix paper のBHK及び上質紙工場を取得し、一部を再生パルプマシンへ改造することを発表した。  東南アジア タイ 山鷹国際はタイの大手製紙Do […]

  • 2020年8月23日

古紙が輸入禁止となる中国に於いても段ボール設備の増強は続く  

  ■ 古紙が輸入禁止となる中国に於いても段ボール設備の増強は続く  2020年8月  湖北金鳳凰紙業 湖北金鳳凰紙業(ゴールデンフェニックス社)は35億元(530億円)を投資し100万tの段ボール原紙を増産する事を発表した。 同社は2006年設立の米中合弁会社で現在従業員1000人、年産130万t(内50万t強化中芯)の生産能力を有する中堅新興メーカーだ。   朕盛紙業 朕盛紙業は福建 […]

  • 2020年8月23日

経済低迷下で増産を続ける世界の段ボール製紙業界

  ■ 経済低迷下で増産を続ける世界の段ボール製紙業界 2020 年8月 新型肺炎の流行が長期化する中でも各国の段ボール製紙設備の増強は継続している。肺炎や経済状況により計画が遅延するケースもあるが、今のところ一度発表した計画を白紙に戻すといった話はない様だ。むしろ印刷・新聞用紙の低迷によってさらにマシンの停機、段ボールへの転抄計画が発表され、段ボール原紙の世界的増産は加速している。   […]

  • 2020年6月30日

世界の段原紙増産情報

  ■ 世界の段原紙増産情報  中東 トルコ トルコでは2021年までに130万tもの段ボール増産計画が発表されている。 しかし現在のトルコの古紙回収は主に産業古紙が主体で回収率は20~25%に留まっており、市中回収古紙はリサイクルされていない。今回の新型肺炎により国内回収は前年度比60%ほど減少しており、深刻な古紙不足が発生している。 上記増産計画も控えトルコでの段ボール古紙需要は近い […]

  • 2020年6月26日

中国国内の段ボール原紙増産計画

  ■ 中国国内の段ボール原紙増産計画 2020年6月 4月29日の「固形廃棄物環境防治法」の改定により第二十四条に廃棄物原料の輸入をゼロにする目標が明記された。 欧米各国で都市封鎖が解除され古紙の収集・輸出は再開されつつあるが、近い将来古紙の輸入は禁止となり中国国内に於いて古紙がタイトになることは間違いない。大手製紙各社は国外に再生パルプ工場を建設し、古紙に代わる原料として古紙パルプの […]

  • 2020年5月27日

ドイツ段原紙増産<HamBurger社段ボール原紙マシン稼働>

  ■ ドイツ段原紙増産<HumBurger社段ボール原紙マシン稼働> ドイツのHamBuger社はシュプヘンブルク市に於いてPM2号機を今秋9月から稼働する事を発表した。 今年夏の稼働予定であったが、新型コロナ肺炎の影響と在庫スペースの溶接時に発生した火災の影響で予定を少し遅らせ9月第一週の稼働となった。投資額は3憶7000万€(432憶円)となりマシン幅7.8m、ライナーと白ライナー […]

  • 2020年4月20日

大王製紙 三島工場N7マシン稼働

  ■ 大王製紙 三島工場N7マシン稼働 2020年4月19日 大王製紙は三島工場において、洋紙の製造設備であるN7号機を2019年10月に停機し段ボール原紙へ転抄、4月1日より稼働を開始した。 N7マシンはオントップ多筒式で抄紙幅5120ミリ、坪量40~100gの印刷用紙を月産11,000㌧抄紙していた。転抄後の段原紙は坪量150~280g、生産能力は月産約2万5000㌧。投資額は約2 […]