- 2018年4月28日
中国の国内古紙市況:段原紙需要増、輸入古紙への引き合い強まる
■ 中国の国内古紙市況:段原紙需要増、輸入古紙への引き合い強まる 2018年4月28日 中国の大手製紙(玖龍社)は中国の品質基準に見合う段古紙#12(DSOCC)を確保するためにアメリカ国内の大手スーパーと古紙買付の定期契約を交わしたとのこと。#12と言われているものでも市中回収の段ボールが混入し異物を含んだものが散見され、税関で指摘を受けるケースがある様だ。そういったトラブルを回避 […]
■ 中国の国内古紙市況:段原紙需要増、輸入古紙への引き合い強まる 2018年4月28日 中国の大手製紙(玖龍社)は中国の品質基準に見合う段古紙#12(DSOCC)を確保するためにアメリカ国内の大手スーパーと古紙買付の定期契約を交わしたとのこと。#12と言われているものでも市中回収の段ボールが混入し異物を含んだものが散見され、税関で指摘を受けるケースがある様だ。そういったトラブルを回避 […]
■ 輸出古紙市況:大手優遇のライセンス交付、古紙価格反転上昇 2018年4月27日 4月16日に10回目のライセンス更新発表があった。今年に入って交付されたライセンスの総量は944万3,078tとなった。10回目の発表は64万9,642tで8回目、9回目に比べ少ない数量だが、玖龍社333,361t、理文社197,824t、二社で82%を占め変わらず大手優遇の更新結果となった。 山東 […]
■ 米国・豪州古紙、中国にてシップバックが多発 2018年4月18日 米国古紙 3月21日、寧波検疫局によるとアメリカからの輸入古紙2件(合計432t約9万ドル相当)にて基準を超えた禁忌品が混入していることが発見されシップバックを命じた。2017年のナショナルソード開始以来寧波港では初のシップバック事例となると公表した。 3月28日、浙江省嘉興市出入検査検疫局はアメリカ・ロサン […]
中国の今後の環境対策と古紙回収:国内回収は今後増えるのか 2018年3月30日 中国で古紙の回収率が徐々に上がってきてはいるが、思ったほどに進まない背景には家庭古紙の分別がまだ浸透しておらず、また統一した古紙の選別・品質基準がないことに原因がある。特に家庭紙古紙は分別が進まずパルプ物に比べ低品質な原紙からまだまだ再生物の普及は進んでいない。 中国中央政府は中国が世界一の古紙消費国でありながら古紙の […]
中国ライセンス更新状況:3月16日8回目の交付、3社のみの交付に留まる。 2018年3月17日 3月16日に8回目のライセンス更新が発表されたが、7回目までの発表頻度に比べしばらく間が空いた発表となった。 7回目と8回目のライセンス更新に間が空いたにも関わらず今回の更新は3社6工場、そのうち理文社(江蘇工場)はすでに交付を受けた許可分の港変更であった為、実質3社5工場、131.56万トンの交付とい […]
■ 中国の内政事情と進む環境改善 2018年3月11日 中国環境保護省は10日、ナショナルソードを始め本格的な環境対策、冬季の大気汚染防止対策を進めるなか、北部の28都市すべてが2017年10-12月の改善目標を達成したと発表した。全28都市が17年第4半期の目標を上回り、PM2.5の平均濃度は地域全体で1立方メートル当たり27μgと、前年同期に比べて34.3%減少したとしている。 […]
中国ライセンス更新状況:7回目のライセンスが交付 2018年3月11日 輸入固形廃棄物の新しい規制が施行されているが、やはり輸入されるスクラップの中に違法な廃棄物が混入しているケースが後を絶たない。1月29日に中国税関当局より31の企業1.64万トン、輸入総額1.57億元もの廃金属に違反が発見されたことが公表され、状況を危惧するとし更なる検査の強化を発表した。 一方古紙は2月23日に7回目のライセ […]
■ 中国古紙市況 大手を中心に古紙輸入ライセンス発行 2018年1月29日 1月29日現在ライセンスが交付されている古紙全品の総量は419.03万トン。2017年1-3月の中国輸入古紙実績777.343万トンに対して約53.9%の許可がなされた形だ。昨年の実績の内アメリカ古紙の輸入は333.127万トンで全体の42.85%を占めており日本からの輸出量は83.401万トンで約10.7% […]
■ 「2017年12月25日現在、地方政府の審査をクリアし、中央政府にライセンス申請をしている企業」 【玖龍紙業(天津)有限公司/175,084t/43,770t】【寧波亚洲浆紙業有限公司(APP)/69,567t/9,920t】【寧波中中華紙業有限公司/3,4281t/4,880t】【浙江金龍紙業有限公司/12,995t/5,495t】【山鹰国际控股股份公司/274,934t/34 […]
■ 中国国内古紙市況:寒冬の影響で古紙回収量減少 2017年12月20日 「独身の日」以降も価格は維持 冬季に入り例年に比べ気温が低かったことにより燃料価格が上昇及びその他要因により、古紙回収量にも影響が出た。12月9日の週以降製紙メーカーの古紙在庫が減少し購入価格は平均で250RMBから450RMBの値上がりとなった。原紙価格は古紙及び原料価格の上昇に伴い月初一時的に若干上昇した […]