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海運・物流

  • 2023年4月15日

深刻な消費減退と中国で積みあがる空コンテナ アジアからのコンテナ荷動き昨対比21.8%減

  ■ 深刻な消費減退と中国で積みあがる空コンテナ アジアからのコンテナ荷動き昨対比21.8%減 2023年4月16日 2023年2月のアジア(18ヵ国)から米国向けコンテナ荷動きは前年比29.2%減の125.5万コンテナで、1-2月の累計では23.4%減と大きく貿易量が減少した。国別では日本からの輸出は円安効果も重なり2.7%増加したものの、中国からの輸出は35.8%減少。韓国は5.3 […]

  • 2023年4月3日

運送24年問題 コンテナ輸送に大きな影響懸念

  ■ 送24年問題 コンテナ輸送に大きな影響懸念 トラックドライバーにも時間外労働の上限規制が適用される24年問題の長距離物流響への影響が懸念されている。 物流会社からも運賃の値上げ、運送時間の制約など本格的に24年に向けた対応要求が来るようになった。 この24年問題は、国内のトラック輸送よりも、特に古紙の輸出に掛かるコンテナ輸送業界に大きな影響を与えそうだ。  コンテナ輸送はトラック […]

  • 2023年3月15日

海運大手MAERSK 北米航路を休止 需要回復せず

  ■ 海運大手MAERSK 北米航路を休止 需要回復せず 2023年3月16日 デンマークに本社を置く世界最大規模の海運会社MAERSKはアジアと北米主要コンテナ港を結ぶ配船サービス(TP20)の運航を休止する事を発表した。インフレによる米消費低迷と米中貿易摩擦による中国からの輸出減少が影響した。TP20は同社が21年6月に北北米航路の本船不足を補填するために始めた週次の定期便で、一輸 […]

  • 2023年2月15日

フィンランド物流スト 港湾作業等ストップ 

  ■ フィンランド物流スト 港湾作業等ストップ  2023年2月18日 フィンランドの運輸労働組合(AKT)は2月15日より、労働条件や賃金を巡って全港湾とターミナルを対象としたストライキに突入した。 ストライキ期間中はフィンランドの港湾における全ての船舶の取り扱いやゲートの移動、ターミナル内のコンテナ取り扱いが停止される。ストライキは15日から21日を予定しており、交渉が妥結しなかっ […]

  • 2023年2月8日

トルコ イスケンデルン港 地震により火災

  ■ トルコ イスケンデルン港 地震により火災 トルコ南部で2月6日、マグニチュード7.8規模の地震が発生した。隣接するシリア北部でも多くの被害が報告されており、両国合わせて7~8千人以上が犠牲になったと報道されている。 この地震によってトルコ主要港であるイスケンデルン港に於いて、倒壊したコンテナから火災が発生した。 イスケンデルン港は鉄鋼業など重工業の拠点で、トルコ南東部における主要 […]

  • 2023年1月13日

世界のコンテナ船不稼働率5%以上に 多くの新造船竣工も控え海運需給に陰り 

  ■ 世界のコンテナ船不稼働率5%以上に 多くの新造船竣工も控え海運需給に陰り  2023年1月13日 コロナ流行による港湾混雑と、巣ごもり需要による荷量の増加によって船腹及びコンテナ不足が発生し、未曽有の価格にまで高騰していた海上運賃だが、現在はウクライナ戦争によるインフレや中国の都市封鎖の影響によって荷量が減少しコロナ流行前の水準にまで下落している。 船会社は急激に運賃が下落したた […]

  • 2022年12月12日

韓国物流スト収束 被害総額は4000億円超え

  ■ 韓国物流スト収束 被害総額は4000億円超え 2022年12月13日 韓国の物流、港湾ストライキは港湾物流、引いては韓国経済に大きな影響を及ぼした。 韓国産業通商は、今回の港湾ストで、鉄鋼・石油化学・石油・セメント・自動車の5業種に於いて出荷遅延が発生し、12月6日時点で推計3兆5000億ウォン(約3660億円)に達すると発表した。 6月の8日間に及ぶストでは2兆ウォンの損失が発 […]

  • 2022年11月28日

国際物流混乱 各地でスト ウクライナ戦争も絡み欧州ではドライバー不足も

  ■ 国際物流混乱 各地でスト ウクライナ戦争も絡み欧州ではドライバー不足も 急激なインフレによる物価上昇に直面し、世界各国の港湾労働者が賃上げストライキを実施し、国際物流の先行き不透明感が増している。 北米西海岸では3月以降各港で度々賃上げストが実施され、港湾の荷役に問題が出ている上に、6月にはドイツハンブルク港、ベルギーのアントワープ・ブルージュ港でもストライキが発生。イギリスに於 […]

  • 2022年11月21日

韓国 トラック労働組合 今年2回目のストライキ 国際物流に影響懸念も

  ■ 韓国 トラック労働組合 今年2回目のストライキ 国際物流に影響懸念も 韓国のトラック運転手の労働組合は11月24日から、今年2回目となる全面ストライキ(集団運送拒否)を実施する。 燃料価格の高騰に対する対策や、運賃の決定にかかる規則を策定する事を盛り込んだ運賃制の拡大などを求めており、港湾物流への影響が懸念されている。  貨物連帯は今年6月にも、8日間にわたるストを実施している。 […]

  • 2022年10月14日

米金利上昇で住宅市場低迷 米中間の家具・建材需要も大幅減 海上運賃は半値以下に

  ■ 米金利上昇で住宅市場低迷 米中間の家具・建材需要も大幅減 海上運賃は半値以下に 2022年10月14日 米国の住宅販売はコロナ過の財政支出、金融緩和によって2006年以来最高を記録した。しかしFRBがインフレ抑制で利上げを複数回実施。金利上昇の影響で、30年固定住宅ローン金利が14年ぶりに6%を突破した。 金利の急騰によって成約した住宅の内6月には15%、7月には16%がキャンセ […]