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海運・物流

  • 2022年10月1日

「運送24年問題」 海コン輸送に深刻な懸念

  ■ 「運送24年問題」 海コン輸送に深刻な懸念 2022年10月1日 運送業界は24年4月から適用される、年間960時間を上限とする罰則付きの時間外労働規制や新たな改善基準告示への対応を迫られている。 特に、空バンピックから実入りコンテナのCY搬入までのラウンド輸送をする海コン輸送は、CY搬入時に車が集中し、労働時間の制限は大きな問題となりつつある。加えてドライバー不足や高齢化も進み […]

  • 2022年9月3日

海上運賃が急激に軟化 貨物量が激減 9月古紙出荷量減少も影響

  ■ 海上運賃が急激に軟化 貨物量が激減 9月古紙出荷量減少も影響 2022年9月3日 ウクライナ戦争勃発後、荷量の減少などに伴い軟化傾向にあった海上運賃が先月よりさらに大幅に下落した。欧州や中国の景気減退に伴う荷量の減少が加速し、上海-北米向けの航路は8000㌦を割り込み一か月で1000㌦以上軟化している。中国-欧州向けは4000㌦前後にまで下がった。一時の高値から比較すると40%以 […]

  • 2022年8月24日

英国でストライキ多発 インフレに不満 コンテナ港荷役ストップで物流に影響

  ■ 英国でストライキ多発 インフレに不満 コンテナ港荷役ストップで物流に影響 2022年8月25日 英国最大のコンテナ港である東部フェリクストウ港に於いて労働者1900人強が賃上げを求めてストライキを実施している。 ストライキは21日から8日間実施される予定で、クレーン運転士や機械操作員、港湾荷役作業員らが参加。運営会社側の提示した賃上げ7%よりも大きい10%の賃上げを要求している。 […]

  • 2022年7月28日

海上運賃軟化 お盆と景気減退による荷量減少

  ■ 海上運賃軟化 お盆と景気減退による荷量減少 2022年7月28日 22日の上海発コンテナ運賃指数(SCFI)は3996・77ポイントとなった。指数は今年初旬に最高値5000をつけ、以降軟化傾向にあったが4000ポイントを割り込むのは昨年の7月9日付以来。 中東向けなどの輸出が減少した事が影響している様だ。 また、東南アジア発北米向けの海上運賃も軟化を続けており、6月末時点で西海岸 […]

  • 2022年7月22日

イラン ロシア-インド間輸送の新輸送ルートを推進

  ■ イラン ロシア-インド間輸送の新輸送ルートを推進 2022年7月22日 今週ロシア、イラン、トルコの首脳がテヘランで会合し、ロシアからインド向けの新たな物流ルートについて協議が行われている。 イラン国営のイラン・イスラム共和国海運会社(IRISL)は、欧米の対ロシア経済制裁を迂回するための新たな陸海回廊を発表した。6月にサンクトペテルブルグから西回りスエズ運河経由でインドムンバイ […]

  • 2022年6月25日

ロシア-インド・中国・イラン間直行海上輸送ルートが開設 

  ■ ロシア-インド・中国・イラン間直行海上輸送ルートが開設  2022年6月26日 西側諸国によるロシアへの経済封鎖が強化されるなか、インドや中国など経済封鎖に反対している新ロシア国との貿易が活発になりつつある。これらの国との貿易に障壁となっているのは、SWIFT除外によるドル決済が封鎖されている事及び、各国の船会社がロシア行の海上輸送を停止している事だ。 しかし、こういった問題は徐 […]

  • 2022年6月9日

バングラディッシュ コンテナヤードで大規模な爆発 死傷者多数

  ■ バングラディッシュ コンテナヤードで大規模な爆発 死傷者多数 2022年6月9日 4日未明、バングラデシュ南部のコンテナ置き場で大規模な火災が起き、これまでに43人が死亡、およそ300人が負傷した事が発表された。 コンテナ置き場はバングラデシュの首都ダッカからおよそ200キロ離れた南部のチッタゴン位置し、死亡者の中には消火活動にあたった9名の消防士も含まれている。 事故当時コンテ […]

  • 2022年6月6日

米国港湾労使協定が7月で満期 交渉難航

  ■ 米国港湾労使協定が7月で満期 交渉難航 2022年6月6日 米国西海岸において太平洋海事協会(PMA)と国際港湾倉庫労働者組合(ILWU)による労働協約が7月1日に満期を迎えるため、労使交渉が開始された。 労使交渉では一般的に福利厚生が焦点となるが、今回は港湾の自動化システムを導入するかどうかも協議される事となった。コロナ禍に米国港湾の感染者拡大や、巣ごもり需要による輸入増で港湾 […]

  • 2022年4月23日

コンテナ船造船数急増 船社過去最高益と需要拡大

  ■ コンテナ船造船数急増 船社過去最高益と需要拡大 2022年4月26日 2021年の日本の新造船契約実績は、前年比約2.1倍の1521万総トンで隻数は172隻増の318隻となることが明らかとなった。受注量が1500万トンを超えたのは、2015年以来6年ぶりとなる。 また2022年4月初旬時点でアジア―北米航路の運航船腹量は575万TEUと、前年同時期に比べ24%増となった。 海上運 […]

  • 2022年4月6日

相次ぐ中国の都市封鎖 上海封鎖で港湾混雑がピークに 世界物流へ影響懸念

  ■ 相次ぐ中国の都市封鎖 上海封鎖で港湾混雑がピークに 世界物流へ影響懸念 2022年4月6日 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国・上海市では市中感染者が1万3000人を超え、5日未明に終わる予定だった都市封鎖も継続されることが決定された。  上海は中国の金融都市としても知られるが、中国でも有数のビジネスタウンとなっている。上海港は物流・ハブ港でもあり、21年の荷扱いはロサンゼル […]