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海運・物流

  • 2022年3月21日

ウクライナ侵攻 黒海閉鎖でインド-東欧通商に影響 イラン経由新ルート摸索

  ■ ウクライナ侵攻 黒海閉鎖でインド-東欧通商に影響 イラン経由新ルート摸索 2022年3月22日 ロシアのウクライナ侵攻によって黒海が閉鎖された事で、インド-東欧やロシア(CIS)との貿易に影響がでている。 CIS諸国の中で特にウクライナを経由していたロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタ […]

  • 2022年3月12日

ウクライナ情勢 黒海に閉じ込められた民間貨物船 乗組員の避難と本船の放棄も 

  ■ ウクライナ情勢 黒海に閉じ込められた民間貨物船 乗組員の避難と本船の放棄も  2022年3月12日 ロシアのウクライナ侵攻によって多くの船会社がロシアへの貨物輸送とサービスを停止。 またウクライナ政府はロシアの侵攻後2月24日に同国への入出港を禁止している。  一方で戦争開始時にウクライナ近郊を航海していた船舶は海域からの離脱ができず、船員が閉じ込められたままになっている本船も多 […]

  • 2022年3月6日

ウクライナ侵攻 原油価格暴騰で軽油価格上昇 古紙回収にも影響

  ■ ウクライナ侵攻 原油価格暴騰で軽油価格高騰 古紙回収にも影響 2022年3月8日 ロシアによるウクライナ侵攻で、世界の原油市場は供給減への警戒感から2014年以来の最高値を記録した。3月7日、WTI原油価格は1バレルあたり125㌦を超える水準まで上昇しており、150㌦を超えるとの予測もでている。  原油価格はインドや中国など新興国の経済発展と、環境保護とCO2排出削減が叫ばれる中 […]

  • 2022年3月6日

欧米諸国ロシア機の飛行制限 報復制裁で医薬品等の調達に影響

  ■ 欧米諸国ロシア機の飛行制限 報復制裁で医薬品等の調達に影響 2022年3月6日 欧米諸国によるロシア機の空域通過禁止措置にロシアが報復措置を取った事で、欧州から極東地域への航空便がロシア上空を通過できなくなった。これにより日本、韓国を始めとするアジア-欧州間の人と物の移動に大きな影響がでることが懸念されている。 欧米各国はロシアのウクライナ侵攻に対する制裁措置として、ロシアの航空 […]

  • 2022年2月27日

海運各社 ロシア・ウクライナ発着の新規予約を停止

  ■ 海運各社 ロシア・ウクライナ発着の新規予約を停止 2022年3月2日 コンテナ海運会社各社は相次いでロシア・ウクライナ発着の輸送停止を発表している。大手のマースク(デンマーク)は1日、ロシアを発着する全ての輸送を停止したと発表した。スイスの海運大手MSCや日本郵船、川崎汽船、商船三井の日系海運大手3社が共同出資するONEも停止を決定、ドイツのハパック・ロイドも24日、ロシア向けの […]

  • 2022年2月24日

進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下②

  ■ PORT2030 日本の港湾自動化計画  港湾作業の自動化は1990年代にロッテルダムで初めて導入され、現在は釜山をはじめ多くの国が採用し飛躍的な作業効率の向上と荷役量の増加に成功している。世界のコンテナ取扱量上位20位の港湾自動化導入率は75%にも達し、中国上海や青島、厦門港では第三段階まで自動化を進めている。 港湾自動化の定義は、第一段階がレールマウントガントリークレーン等の […]

  • 2022年2月24日

進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下①

  ■ 進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下① 2022年2月24日 未曽有の海上運賃の高騰によって原材料が高騰し世界規模のインフレ要因となっている。資源の殆どを輸入に依存している日本にとって、海上運賃の高騰は経済的にも大きな損失となった。昨今の海上運賃の高騰は、米中貿易戦争によって世界の貿易量が縮小し、船会社が大量の保有コンテナを破棄あるいはリース契約を解約していた所に、新 […]

  • 2022年2月11日

世界的インフレとその原因 物流コスト要因はどれほどか

  ■ 世界的インフレとその原因 物流コスト要因はどれほどか 2022年2月12日 新型肺炎によるサプライチェーンの混乱と海上輸送費の高騰、原燃料価格の上昇によって世界的なインフレが進んでいる。アメリカの雇用統計によると1月の平均時給は前年度同期比5.7%増、EUに於いても消費者物価指数は5.1%少々した。世界の平均インフレ率は20年3.0%、21年3.3%になる見通しだ。一方日本の消費 […]

  • 2022年1月22日

韓国公正取引委員会 コンテナ船23社に92億円の課徴金

  ■ 韓国公正取引委員会 コンテナ船23社に92億円の課徴金 2022年1月22日 韓国の公正取引委員会は18日、コンテナ船社23社に対し海上運賃の談合があったとして、総額962億ウォン(約92億円)の課徴金を課すことを発表した。公正取引員会は、2003年から18年の間に韓国―東南アジア航路で計122回の談合があったと認定し、是正命令を出した。 これに対し海運業界は大きく反発し、すぐさ […]

  • 2022年1月14日

ロサンゼルス港でクラスター 800名が感染 102隻が荷役待ち

  ■ ロサンゼルス港でクラスター 800名が感染 102隻が荷役待ち 2022年1月14日 12日、アメリカ西海岸最大の貿易港であるカルフォルニア州ロングビーチ港及びロサンゼルス港に於いて新型肺炎のクラスターが発生し、港湾労働者の10人に1人にあたる800人に於いて陽性が確認された。感染拡大は数日のうちに数名から数百名に広がり残る作業員もPCR検査を実施するなど港湾作業が停止している。 […]