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市況情報

  • 2022年8月11日

南アフリカ 21年の古紙回収率 61.4%、前年比9%減少

  ■ 南アフリカ 21年の古紙回収率 61.4%、前年比9%減少 2022年8月11日 南アフリカ製紙協会(PAMSA)The Paper Manufacturers Association of South Africaは21年の古紙回収量が115万㌧で回収率は61.4%だったと発表した。 過去5年間の平均回収率は70%で、約9%減少した。PAMSAは新型肺炎の流行や経済消費動向の変 […]

  • 2022年8月11日

中国 中小製紙企業段原紙値上げを発表 市場は冷静

  ■ 中国 中小製紙企業段原紙値上げを発表 市場は冷静 2022年8月11日 中国大手製紙企業が相次いで大型休転を実施する中で一部の地域に於いて、中小製紙企業が段原紙の値上げを発表した。値上げ幅は30~100RMB(5~15㌦)。 各製紙企業は昨今の原燃料価格の高騰と、環境保護及び労働環境改善の為のコスト増を理由としている。 値上げ幅が小幅に留まった理由は、需要が悪い中で値上げが浸透す […]

  • 2022年8月8日

日本国内 大手製紙 相次いで段原紙大幅値上げ発表 

  ■ 日本国内 大手製紙 相次いで段原紙大幅値上げ発表   2022年8月8日 大王製紙は7月19日、9月1日納入分よりキロ当たり15円の段原紙値上げを発表した。 原燃料価格の高騰などを受け、採算が悪化した事が理由。昨年年末に段ボール最大手のレンゴー社が2月1日納入分から10円の値上げを打ち出し、6月までには値上げはほぼ浸透した模様。今回の値上げ幅は過去最高であるとともに、大王製紙が先 […]

  • 2022年8月8日

中国 ペロシ下院議員の訪台に報復 柑橘類など輸入停止

  ■ 中国 ペロシ下院議員の訪台に報復 柑橘類など輸入停止 2022年8月8日 中国政府は3日、米ペロシ下院議員の訪台への報復措置として台湾との貿易の一部を停止する事を発表した。台湾からの輸入を停止するのはグレープフルーツ、レモンなど柑橘(かんきつ)系の果物やその加工品(ケーキ等)と冷凍アジなど一部の魚介類で、中国税関は「基準を超える残留農薬量」と魚介類に関しては「コロナ対策」とした。 […]

  • 2022年8月8日

タイ税関 オーストラリアMIX古紙にシップバック命令

  ■ タイ税関 オーストラリアMIX古紙にシップバック命令 2022年8月8日 タイ税関は7月22日、レムチャバン港においてオーストラリアから輸入されたMIX古紙130㌧に対し輸入を許可せずシップバックを命じた。 発表によると当該古紙にX線検査を実施したところ、不純物が投影され開梱検査を行った。 古紙には生理用品やオムツ、布袋などが混入しており、輸入が禁止されている都市型廃棄物とみなし […]

  • 2022年8月4日

中国 大手各社の休転を受け国内古紙価格暴落

  ■ 中国 大手各社の休転を受け国内古紙価格暴落 2022年8月4日 中国国内古紙価格が大きく軟化した。6月末時点の中国国内古紙価格はA級(スーパーからの順産業古紙)2350~2500RMB(345-362㌦)だったが、7月末時点で2000RMBを割り込む地域も出ている。 製紙企業の購買価格は一ヶ月でおおよそ350~500RMB(50-70㌦)下落した。 さらに8月に入り大手製紙が1か […]

  • 2022年7月29日

アジア古紙市況 輸出古紙価格暴落

  ■ アジア古紙市況 2022年8月 2022年7月29日 古紙輸出価格が大きく軟化した。欧州古紙の下落を皮切りに、台湾大手製紙企業の倉庫荷崩れ事故や中国段原紙需要が思うほど回復しないなど複数の要因が重なった事で、日本の古紙価格も大きく値を崩す事となった。 欧州古紙は200㌦を下回る水準まで軟化しており、割高となった日本古紙へのオファーは弱い。 為替相場が大きく円安に振れた事で、国際相 […]

  • 2022年7月28日

韓国新聞紙輸出 インド向けは一服?

  ■ 韓国新聞紙輸出 インド向けは一服? ウクライナ戦争によってロシア産新聞紙や、新聞紙原料となる木材チップ輸出が滞った事で世界の新聞紙需給はタイトな状況となった。特にインドは新聞紙の輸入をロシアに依存しており、紙不足から韓国新聞メーカーへ高値オファーを出した事で、原料となる日本の新聞古紙価格も高騰した。 韓国へ新聞紙オファーが集中した背景には、韓国は本来新聞紙輸出国で、2016年には […]

  • 2022年7月28日

海上運賃軟化 お盆と景気減退による荷量減少

  ■ 海上運賃軟化 お盆と景気減退による荷量減少 2022年7月28日 22日の上海発コンテナ運賃指数(SCFI)は3996・77ポイントとなった。指数は今年初旬に最高値5000をつけ、以降軟化傾向にあったが4000ポイントを割り込むのは昨年の7月9日付以来。 中東向けなどの輸出が減少した事が影響している様だ。 また、東南アジア発北米向けの海上運賃も軟化を続けており、6月末時点で西海岸 […]

  • 2022年7月26日

東莞玖龍紙業 大型休転を発表 15万㌧減産

  ■ 東莞玖龍紙業 大型休転を発表 15万㌧減産 2022年7月28日 7月26日、東莞玖龍紙業は同工場14機マシンについてオーバーホールの為、順次停機する事を発表した。停機によって削減される数量は15万2900㌧。 減産は27日から行われ各マシン9日ずつ停機する予定となっている。 中国では都市封鎖の影響で個人消費が落ち込み、欧州の景気失速によって輸出産業も悪い。原紙・古紙価格共に下落 […]