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市況情報

  • 2022年3月5日

ウクライナ ロシアとの停戦交渉で合意

  ■ ウクライナ ロシアとの一時停戦交渉で合意 2022年3月6日  ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ロシアとの2度目の停戦交渉で、双方が一時的に交戦を停止することで合意した事を発表した。 停戦は戦闘地域から一般市民を退避させることを目的とし、ロシア軍の包囲するドネツク州のマリウポリとヴォルノヴァーハの二つの都市で実施される。 ヴォルノヴァーハ市はマリウポリの北にあり、新ロシ […]

  • 2022年3月5日

欧州製紙各社 ロシアとの取引停止を発表

  ■ 欧州製紙各社 ロシアとの取引停止を発表 2022年3月5日 ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧州各製紙関連企業はロシアとの取引停止、あるいはロシア国内における紙パルプ工場の生産活動を停止する措置を相次いで発表した。 フィンランドに本社を置くストラエンソ社はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア国内の同社工場の生産停止と、ロシアとの輸出入取引の全てを停止すると発表した。同社はロシアに3 […]

  • 2022年3月5日

中国 段原紙需要低迷 アジア古紙価格に影響

  ■ 中国 段原紙需要低迷 アジア古紙価格に影響 2022年3月5日 旧正月明けパルプを主原料とした高板、印刷用紙、衛生紙などの値上げが相次いで発表される中、段原紙価は需要の弱さから改定されていない。 中国では昨年下半期に発表された中国政府の「インフレ抑制」「共同富裕」「学習塾無償化」によって景気回復に失速感がでている事が影響した。さらにCO2排出削減のための電力制限や、オリンピックに […]

  • 2022年3月2日

アジア古紙市況  インドの経済再開 古紙価格上昇

  ■ アジア古紙市況  インドの経済再開 古紙価格上昇 旧正月明けのアジア古紙価格は上昇トレンドで始まった。インド政府が経済再開に舵を切った事で国内需要が回復し段原紙と古紙需要が強まったことが要因となっている。インド製紙企業はAOCC#12に370㌦以上の高値を付け東南アジア全体の古紙価格に大きな影響を及ぼした。 東南アジアの古紙在庫は旧正月前に発注した古紙の船着が遅れ非常に少なく、旧 […]

  • 2022年3月1日

レンゴー群馬県の段ボールBOX企業を買収

  ■ インド段ボール企業採算悪化 政府に原紙輸出制限の嘆願書を提出 2022年3月1日 レンゴーは、段ボールBOXメーカーであるヒロパックスの株式を取得し、子会社としたことを発表した。 ヒロパックスは、段ボールケース、化成品(プラスチック真空成形品)およびラベル・シール印刷物の製造・販売を行っており、群馬県高崎市を中心に4カ所の製造拠点を有している。 同社は複合的なパッケージング製品を […]

  • 2022年2月27日

海運各社 ロシア・ウクライナ発着の新規予約を停止

  ■ 海運各社 ロシア・ウクライナ発着の新規予約を停止 2022年3月2日 コンテナ海運会社各社は相次いでロシア・ウクライナ発着の輸送停止を発表している。大手のマースク(デンマーク)は1日、ロシアを発着する全ての輸送を停止したと発表した。スイスの海運大手MSCや日本郵船、川崎汽船、商船三井の日系海運大手3社が共同出資するONEも停止を決定、ドイツのハパック・ロイドも24日、ロシア向けの […]

  • 2022年2月27日

ロシアへの経済制裁 SWIFTから除外 日本への影響は

  ■ ロシアへの経済制裁 SWIFTから除外 日本への影響は 2022年2月27日 ロシアのウクライナへの侵攻に対する制裁措置として、米国、英国、欧州、カナダは26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。SWIFTは、約200か国・地域の金融機関に国際送金のネットワークを提供しており、排除によって、ロシアは輸出し […]

  • 2022年2月24日

進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下②

  ■ PORT2030 日本の港湾自動化計画  港湾作業の自動化は1990年代にロッテルダムで初めて導入され、現在は釜山をはじめ多くの国が採用し飛躍的な作業効率の向上と荷役量の増加に成功している。世界のコンテナ取扱量上位20位の港湾自動化導入率は75%にも達し、中国上海や青島、厦門港では第三段階まで自動化を進めている。 港湾自動化の定義は、第一段階がレールマウントガントリークレーン等の […]

  • 2022年2月24日

進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下①

  ■ 進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下① 2022年2月24日 未曽有の海上運賃の高騰によって原材料が高騰し世界規模のインフレ要因となっている。資源の殆どを輸入に依存している日本にとって、海上運賃の高騰は経済的にも大きな損失となった。昨今の海上運賃の高騰は、米中貿易戦争によって世界の貿易量が縮小し、船会社が大量の保有コンテナを破棄あるいはリース契約を解約していた所に、新 […]

  • 2022年2月21日

再生パルプシップバック再び 4,100㌧が返送 中国税関監視を強化

  ■ 再生パルプシップバック再び 4,100㌧が返送 中国税関監視を強化 2022年2月21日 中国杭州税関は2月18日、輸入された再生パルプ7船積み4,117.84㌧につき、廃プラスチックが混入するなど環境基準を満たしていないとして、輸入を許可しない方針を発表した。該当の貨物は輸出地へ返送される。 杭州税関は「国家安全関連法の施行のため、厳格かつ正確な監督とリスク管理・分析を今後も継 […]