- 2022年1月3日
インド財務省 中国からの装飾紙の輸入にダンピング関税を課税
■ インド財務省 中国からの装飾紙の輸入にダンピング関税を課税 2022年1月3日 インド財務省Ministry of Finance (MOF)は貿易救済措置にのっとり、中国からのデコレーションペーパーに対し5年間の不当廉売関税を課すことを決定した。 当該決定はインド国内の大手装飾用紙メーカーであるITC 社からの審査請求に基づく調査結果をもって決定された。 調査を行った貿易救済総 […]
■ インド財務省 中国からの装飾紙の輸入にダンピング関税を課税 2022年1月3日 インド財務省Ministry of Finance (MOF)は貿易救済措置にのっとり、中国からのデコレーションペーパーに対し5年間の不当廉売関税を課すことを決定した。 当該決定はインド国内の大手装飾用紙メーカーであるITC 社からの審査請求に基づく調査結果をもって決定された。 調査を行った貿易救済総 […]
■ 継続する世界の段原紙増産 19年から3年で5,000万㌧以上 2022年1月3日 世界で段ボール原紙の増産が加速している。中国の古紙輸入禁止政策を受け、東南アジアで製紙工場への投資が進み、2019年からの3年間で1000万㌧以上が稼働をか開始した。特にマレーシア政府はこの製紙の脱中国ニーズをつかむべく、外資系の誘致政策(税優遇や独資での企業を認可)に製紙業を加え中華系企業を強く誘 […]
■ インドネシア石炭輸出禁止 市場価格に影響懸念 2022年1月2日 インドネシアのエネルギー・鉱物資源省は1日、石炭の輸出を1カ月間禁止すると発表した。 国内の石炭火力発電所向けの石炭の需給がひっ迫した事を上、電力確保のため、発電所への供給を優先させる。 インドネシアは発電の6割を石炭火力に依存しているが、世界的な電力用石炭の需要拡大を受けて、国内への供給量が不足している。 昨年 […]
■ 段原紙の輸出増加は古紙不足を招く? 台湾の古紙輸入量が二倍になったワケ 2022年1月1日 日本の段原紙輸出量は昨年88万㌧を超え、今年は100万㌧に迫る勢いにまで増加している。過去数年間で日本の段原紙生産能力は転抄・改造などを含め70万㌧以上増加した。製紙企業は需給を調整すべく段原紙の輸出を増加させている。 2017年は中国の経済発展と古紙の輸入禁止により段原紙不足が発生し、 […]
■ 不足する新聞古紙 新聞消費量の減少より古紙発生量が大きく減少するワケ 2021年12月31日 新聞古紙の発生量が減少の一途をたどることは、世界共通の明確な事実として認識されている。 デジタル化や電子書籍の普及が進み新聞・雑誌を含む印刷物の需要は低迷し、上物古紙や新聞古紙の発生量は顕著に減少した。 さらに新型肺炎の流行によって直接接触の新聞は敬遠され、街頭に人がいなくなった事でフリ […]
■ 玖龍・山鷹社 年明け休転発表 原紙価格軟化 2021年12月31日 山鷹国際社は年明け1月から順次マシンの休転と減産を行う事を発表した。 玖龍社は11月に年明けから旧正月期間中の休転を発表し、減産、価格の値下げをアナウンスしている。 値下げ期間は12月25日から1月5日、東莞玖龍(Kライナー100~150RMB、テストライナー150RMB、中芯200RMB) 太倉玖龍(Kライナー […]
■ オミクロンの流行により船員の離職率が上昇 海運業界の混乱は2022年も継続する? 2021年12月30日 各国からの輸出量の急増とトラックドライバーの不足によって港湾作業が遅延し、本船が沖合で係留される期間が長くなっている事で、船会社は船員の確保が難しくなっている。さらにオミクロン株の流行により部分的な入国規制が再開されたことによって、高い給料を提示しても船員が仕事に戻ることを躊 […]
■ 相次ぐ原紙値上げ 環境投資を価格に転嫁せざるを得ないワケ(持論) 2021年12月25日 世界中で地球温暖化対策や持続可能な開発など、環境に対する意識が強くなっている。CO2排出削減は今や国家レベルの課題となっており、一企業も国の定めた目標を達成すべく厳格な削減計画を求められる事となった。 特に消費者商品は企業イメージが売上に直接的に影響する為、積極的に高いCO2g排出削減目標 […]
■ Canfor ノーザンウッド工場の生産停機を延長 2021年12月23日 カナダのパルプメーカーであるCanfor社はノーザンウッド工場におけるNBSK(漂白針葉樹パルプ)の停機期間を延長する事を発表した。 同工場は先日のカナダ西部ブリティッシュコロンビア州における洪水による影響で物流が麻痺した事を受け、NBSKを最低2週間、テイラー・パルプ工場でBCTMP生を最低4週間の減産を […]
■ インド製紙業界 原料不足打開案 荒廃した土地にパルプ植林許可を申請 2021年12月21日 インド紙パルプ協会(IPMA)は、古紙を含む原料不足の解決がインドの紙パルプ業界の発展に不可欠だとし、国有の荒廃した土地及び、非森林地帯に製紙用パルプ植林の許可を申請した。 IPMA代表のAS Mehta氏は「木材繊維欠乏国であるインドでは紙パルプに必要な原料の調達が非常に難しく、製紙産業 […]