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市況情報

  • 2021年11月27日

古紙輸出市況: 旧正月前の荷止めで年明け輸出に懸念 価格軟化

  ■ 古紙輸出市況: 旧正月前の荷止めで年明け輸出に懸念 価格軟化 2021年11月27日 9月以降古紙輸出価格の軟化が続いているが、11月に入り東南アジア向け段ボール古紙輸出価格がさらに10~20㌦軟化した。 中国の景気失速感と再生パルプ需要減退によって国際古紙市況は軟化傾向にあったが、欧米古紙の輸出量が増加したことでさらに価格が軟化した形だ。  今年3月頃から米国の経済回復に伴う旺 […]

  • 2021年11月27日

独身の日は過去最高売上を更新、製紙はコスト増で減益 セール後は原紙価格軟化

  ■ 独身の日は過去最高売上を更新、製紙はコスト増で減益 セール後は原紙価格軟化 2021年11月26日 今年の中国「独身の日」通販セールは業界最大手のアリババ社で5403億元(約9兆6000億円)、業界2位の京東集団(JDドットコム)は3491億元(約6兆2000億円)で、大手2社のセール期間中の取引総額は約16兆円に達し過去最高額となった。 中国当局が国民に生活必需品の備蓄を呼びか […]

  • 2021年11月26日

中国古紙不足による紙のパルプ化と米KLB供給不足 KLB世界供給バランスが近い将来変化?

  ■ 中国古紙不足による紙のパルプ化と米KLB供給不足 世界供給バランスが近い将来変化? 2021年11月25日 米国内での包装需要が堅調なことや、パルプを含む原材料価格、海上運賃の高騰によりクラフトライナーボード(KLB)のアジア域内需給がひっ迫している。 特に重量梱包用の厚物KLBは米国IP社の独占市場となっており、しばしば供給問題が発生する。  日本では数年前に同様の供給問題が発 […]

  • 2021年11月20日

EU欧州委員会 廃棄物原料輸出規制の改定案を提案

  ■ EU欧州委員会 廃棄物原料輸出規制の改定案を提案 2021年11月21日 欧州委員会は17日、EUからの廃棄物輸出に関する規制の改定案を発表した。改定案によると非OECD加盟国向けに廃棄物を輸出する事が規制され、輸出相手国がその廃棄物の輸入を希望し、継続的に運用する能力を有する場合にのみ許可される事となる。 廃棄物を輸出しようとする企業は、仕向け先の施設が適切に処理する能力を有し […]

  • 2021年11月19日

日本製紙 牛乳パック15%値上げ

  ■ 日本製紙 牛乳パック15%値上げ 2021年11月19日 日本製紙は18日、1リットル入り牛乳向けなどに使う製品を12%、清涼飲料水向けの200mlなどレンガ型の小型紙容器を5%値上げすると発表した。  値上げは来年4月1日出荷分から適用され、海外から輸入する原紙価格の高騰などコスト上昇分を転嫁する。日本製紙は北欧や北米の企業から原紙を購入しており、牛乳パックの輸入紙シェアは約9 […]

  • 2021年11月19日

中越パルプ 家庭紙事業参入を発表 印刷用紙から生産シフト

  ■ 中越パルプ 家庭紙事業参入を発表 印刷用紙から生産シフト 2021年11月18日 中越パルプ工業は17日、主力の高岡工場(富山県高岡市)に専用マシンを新設しティッシュなど家庭紙の生産に参入する5カ年の中期経営計画を発表した。一方、テレワークの浸透などライフスタイルの変化により情報用紙需要の縮小を受け、印刷用紙の抄紙機1台を止める。 生産を停止するマシンは同工場6号抄紙機で、上質紙 […]

  • 2021年11月14日

玖龍社 旧正月以降大型休転 5工場で48.5万㌧減産

  ■ 玖龍社 旧正月以降大型休転 5工場で48.5万㌧減産 2021年11月13日 中国最大手の製紙企業である玖龍社は東莞、太倉、天津、唐山、泉州の5つの基幹工場において2022年1月15日から4月21日までの3か月間で7~31日間休転する事を発表した。休転によって減産される量は総計48万5000㌧に及ぶ見込みだ。 同社最大の広東省東莞工場では16機すべての製紙マシンを交代で停機し、1 […]

  • 2021年11月12日

韓国 尿素不足で物流費高騰 段ボール配送と古紙回収にも影響

  ■ 韓国 尿素不足で物流費高騰 段ボール配送と古紙回収にも影響 2021年11月12日 中国が豪州との貿易紛争で石炭不足に陥っており、石炭を原料とする尿素の輸出を制限したことで、韓国では深刻な尿素不足が発生している。 韓国は尿素のほぼ全量を輸入に依存しており、その内約70%を中国から購入している。 尿素はディーゼル社の排ガスを浄化するために使用されているが、韓国はディーゼル車の普及率 […]

  • 2021年11月11日

米国内製紙企業古紙在庫増加 アジア需要も弱く米国古紙価格軟化

  ■ 米国内製紙企業在庫増加 アジア需要も弱く米国古紙価格軟化 2021年11月11日 秋需も終盤に差し掛かったが、欧米では例年の秋需に加え、新型肺炎の流行による強い通販需要で段原紙メーカーは高稼働状態となっている。一方で東南アジアメーカーは7~10月にかけ都市封鎖が実施され、制限解除後もスロースタートとなっており11月に入っても引き合いが弱い事から米国内の古紙サプライヤーは国内の製紙 […]

  • 2021年11月7日

旧正月とライセンス更新で年明け古紙輸出に懸念? 欧米古紙の流通増加に価格も軟化

  ■ 旧正月とライセンス更新で年明け古紙輸出に懸念? 欧米古紙の流通増加に価格も軟化 2021年11月7日 11月初旬、東南アジア向け段ボール古紙価格がさらに10~20㌦軟化した。9月以降中国の景気失速感と再生パルプ需要減退によって国際古紙市況は軟化傾向にあったが、クリスマスシーズンを目前に欧米古紙の流通量が増加し、さらに価格が軟化した。 米国の経済回復に伴い古紙の回収量は増加している […]