- 2021年11月5日
日本製紙 来年1月1日より印刷用紙など15%以上値上げ
■ 日本製紙 来年1月1日より印刷用紙など15%以上値上げ 2021年11月5日 日本製紙は4日、印刷用紙、情報用紙、産業用紙をいずれも15%以上値上げすると発表した。石炭及び原油などの原燃料価格高騰や化学製品など副資材の値上がりを反映させる。 印刷用紙は新型肺炎の影響により需要が大幅に減退、テレワークやDX化によってペーパーレスが進んだ事で今後需要が完全には元に戻らない事が想定さ […]
■ 日本製紙 来年1月1日より印刷用紙など15%以上値上げ 2021年11月5日 日本製紙は4日、印刷用紙、情報用紙、産業用紙をいずれも15%以上値上げすると発表した。石炭及び原油などの原燃料価格高騰や化学製品など副資材の値上がりを反映させる。 印刷用紙は新型肺炎の影響により需要が大幅に減退、テレワークやDX化によってペーパーレスが進んだ事で今後需要が完全には元に戻らない事が想定さ […]
■ 韓国環境省 22年MIX古紙輸入規制を撤回 2021年11月4日 10月20日、韓国環境省はMIX古紙(HS CODE:470790)輸入禁止措置を輸入割当制に切り替える事を発表した。環境省の発表する輸入割当制は現在すでに導入されており、MIX古紙の輸入禁止措置は実質的に撤廃された事となる。 今年初旬、韓国環境省は21年末以降MIX古紙の輸入を禁止する方針を発表していたが、MIX […]
■ 米バイデン大統領 港の24時間稼働と滞留コンテナに罰金 2021年10月30日 米バイデン大統領は、港湾の混在と供給網の乱れによって品不足や、物価の上昇が発生している事に対応するため、ロサンゼルス港を24時間態勢にするなど物流停滞解消に向けた取り組みを発表した。 また滞留したコンテナも物流の妨げになっているとして、海運業者に罰金を科すことも決定した。トラック輸送の場合は9日目か […]
■ EU廃棄物輸出レギュレーション改定に事務的ミス? 古紙の輸出が一時停止? 2021年10月30日 欧州リサイクル連盟(EuRIC)は先週、EUからの固形廃棄物輸出にかかる規則「1418/2007」の附属書改定案を公表した。新しいEU規則「2021/1840」では、古紙を含む固形廃棄物原料を非OECD加盟国に輸出する事を禁止する事が記載されていた。 圧着古紙など難処理古紙の輸出は […]
■ 古紙海外市況: 輸出古紙価格軟化 中国景気失速感と東南アジア再稼働に遅れ 輸出段古紙価格はじりじりと軟化している。中国の「インフレ抑制」と「共同富裕」政策によって景気失速感がでた事によって秋需に入っても段原紙需要が伸び悩んだこと、また東南アジアの都市封鎖によって古紙価格は軟化を始めた。 10月に入り東南アジアの都市封鎖は解除されたものの急稼動はしておらず、中国からの段原紙引き合 […]
■ 中国景気失速に再生パルプ需要軟化 古紙価格も10~20㌦ダウン 2021年10月23日 中国国内の景気失速感により包装需要が減退し、大手中国製紙企業は東南アジアにある再生パルプ工場を減産あるいは停機させている。 現在の中国向け再生パルプ販売価格は530㌦付近から500㌦以下へと下落し、需要も非常に弱い。中国国内の需要減退と、エネルギーコストの高騰によって500㌦以上の再生パルプ […]
■ ベトナム都市封鎖再開も、急稼働せずスロースタート 段ボール企業もフル生産には至らず 10月22日 ベトナムでは10月1日以降では都市封鎖が解除され工場が稼働を始めているが、急稼働とはならずスロースタートとなっている。 同国では7月中旬に感染状況が悪化。1日の新規感染者数はピーク時に約1万5千人に上っていたが、直近1週間は平均3千人程度まで減少、3ヶ月以上に及ぶ都市封鎖は段階的に解 […]
■ 欧州独占禁止委員会 大手パルプ企業に家宅捜索 欧州独占禁止当局は10月12日、フィンランドのMetsä Fibre社、Stora Enso社 UPM社を含む植林パルプ事業者に対し、立ち入り捜査を実施した。 検査を受けたパルプ企業はそれぞれ世界のパルプ市場の約4%を占める大手企業となっている。 欧州委員会及び消費者庁は木材パルプ生産者が、談合や特定のビジネス行為を規制する独占禁止法 […]
■ 王子ホールディングス インドで段ボール会社買収 2021年10月7日 王子ホールディングスは10月1日、インドの月産能力400万平米の段ボールメーカー、エンパイア・パッケージズの株式80%を取得したと発表した。北部に顧客基盤を持つ地場企業の買収で、インドの段ボール事業を強化する。 同社は、インド西部のラジャスタン州、グジャラート州、南部タミルナド州に工場を建設し操業している。パン […]
■ アジア各国の稼働は徐々に回復 中国国慶節明けの需要に期待感 2021年10月3日 今年の第3四半期はアジア各国の都市封鎖や中国の景気失速感により、工場稼働及び需要が縮小した。一方で国際古紙価格は高止まりし、各製紙企業は原料高騰と高い海上運賃によって苦戦した四半期だった。 ベトナムの都市封鎖は9月30日に解除され、段階的に規制を緩和していく事が発表された。商業施設や宿泊施設は営業が […]