- 2021年10月2日
玖龍社 中国国内での一貫化を加速
■ 玖龍社 中国国内での一貫化を加速 2021年10月2日 中国最大手製紙企業の玖龍社は、川下への投資を加速させ自身の一貫化を進めている。 同社は今年2月に次期経営計画として年内に年間9億7000万㎡もの製函工場を建設し、一貫化を強化する事を発表している。中国が870億㎡市場であることを鑑みると突然市場シェア1%以上の工場を建設する事となる。 計画のうち5億3000万㎡を四川省成都市 […]
■ 玖龍社 中国国内での一貫化を加速 2021年10月2日 中国最大手製紙企業の玖龍社は、川下への投資を加速させ自身の一貫化を進めている。 同社は今年2月に次期経営計画として年内に年間9億7000万㎡もの製函工場を建設し、一貫化を強化する事を発表している。中国が870億㎡市場であることを鑑みると突然市場シェア1%以上の工場を建設する事となる。 計画のうち5億3000万㎡を四川省成都市 […]
■ 中国 電力不足により操業停止 段ボール3~5%の値上げ 2021年9月29日 中国政府の掲げるエネルギー消費量削減目標を達成できない省・地域が10以上に達し、中国地方政府は化学品を含む製造業に対し、操短や電力削減の指示を出した。中国政府は9月11日、新たに「エネルギー二重制御」政策を発表し、民間企業に対しエネルギーの削減と生産調整を指示できるようになっている。 「中華人民共和国国 […]
■ 中国大手不動産開発企業の経営危機 リーマンショック再来? 2021年9月25日 中国政府が物価抑制政策の一環として不動産投資に対する融資制限など開発業者への締め付けを強化した事で、大手不動産開発会社である「恒大」が経営破綻の危機に直面している。 23日の人民元建て利払いを済ませた事からひとまず安心感が出ているが、同社は128以上の銀行と121社を超えるノンバンク(不動産金融)から […]
■ 山鷹社関連企業 イギリスで乾式再生パルプ建設の許可申請 2021年9月24日 中国大手製紙企業である山鷹国際の資材調達関連会社Cyclelink UK社は、イギリス、テルフォード地域に於いて乾式再生パルプ工場を建設すべく営業許可申請を提出した。 スーパーマーケットや小売店から回収されるカードボードや、段ボール・紙器工場にて発生する裁落古紙を原料に乾式再生パルプを製造し、中国向けに […]
■ レンゴー 淀川物流センター稼働 2021年9月22日 段ボール一貫最大手のレンゴーは大阪市福島区の淀川に新たな物流センターを開設した。2018年に閉鎖した淀川工場(製紙)跡地に建設された物流施設で、延床面積は約101,000㎡(約31,000坪)となる。うち1万坪(34000㎡)をレンゴーの占有床とし原紙2万トンを在庫する。施設は住友商事と共同出資で建設され、倉庫管理システム(W […]
■ Sonoco社 AMPロボティクスと提携し、AI選別で紙のリサイクルを強化 2021年9月12日 9月7日食品包装などを手掛ける総合パッケージメーカーであるSonoco社は、AI、ロボット工学、廃棄物リサイクルインフラのパイオニアであるAMPロボティクスと提携することを発表した。都市廃棄物のAI選別によって、紙製スパイラル缶(チップスなど)のリサイクル率を向上させる。 同社は「リ […]
■ 中国 段ボール需要低迷 大手製紙期間限定で原紙値引 2021年9月4日 8月末に東莞玖龍紙業を始め聯盛紙業、理文紙業など大手製紙企業は期間限定の段原紙値引きセールを実施した。 新型肺炎からいち早く回復した中国の7月小売業売上高は3兆4925億元で、前年同月比8.5%増、2019年7月比7.2%増で2年平均成長率は3.6%増となった。 このうち、自動車以外の消費財の小売売上高は3兆 […]
■ インド段ボール企業採算悪化 政府に原紙輸出制限の嘆願書を提出 8月に入り、輸出古紙価格が若干軟化した。7月末に段ボール古紙輸出価格が一時CY29円と異常な高値も出ていると噂になったが、当時そこまでの高値を付ける製紙企業はなく、投機的に動いたブローカーによるスポット価格だったと思われる。実際の販売価格も、CIF TAIWAN $290~295 CIF VIETNAM $305-31 […]
■ ベトナム 新型肺炎の拡大深刻化 厳格な都市封鎖を9月15日迄延長 2021年8月22日 ベトナム政府は都市封鎖措置を9月15日まで延長し、新型肺炎の感染拡大を封じ込めるため、さらに厳格な規制を行う事を閣議決定した。 ベトナム・ホーチミンでは7月9日以降厳格なロックダウン措置が布かれたものの新型肺炎の拡大は終息することなく、夜間外出禁止令・区をまたぐ移動禁止・工場の運営規制など、 […]
■ ロシア2022年丸太輸出禁止 中国の木材調達に大きな影響 2021年8月15日 プーチン大統領の命令によりロシアは2022年1月1日から針葉樹及び高付加価値広葉樹の丸太及の輸出を禁止する。 今年7月1日からは10%もの輸出関税が課されることとなった。 ロシア議会からは最終的な法案が発表されておらず、段階的に禁止される、或いは国有企業の輸出が許可されるかなどは不明なままとなってい […]