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市況情報

  • 2020年9月23日

年末に向け東南アジアメーカー様子見、価格軟化もコンテナ不足で極端な値崩れは見られない

  ■ 年末に向け東南アジアメーカー様子見、価格軟化もコンテナ不足で極端な値崩れは見られない 2020年9月20日  9月17日に12回目(第4四半期)の古紙輸入ライセンスが発行された。発行数量は71万850㌧で本年の発行総量は665万4,010㌧となった。第4四半期は80万㌧ほど発行されるとみられていたが、今回大手3社(玖龍社、理文社、山鷹社)が53万9千㌧、約76%を占めており、中小 […]

  • 2020年8月12日

王子ホールディングス マレーシアジョホール州に段ボール新工場を建設

  ■ 王子ホールディングス マレーシアジョホール州に段ボール新工場を建設 2020年8月9日 王子ホールディングス(本社・東京都中央区)は4日、ジョホール州に新たに段ボール工場を建設することを決定したと発表した。 新工場は王子ホールディングスの子会社、ユナイテッド・コタックが運営するもので、投資額は約40億円。敷地面積は約4万2,000平方メートルで、生産能力は月間700万平方メートル […]

  • 2020年7月24日

インド経済活動の再開とIPMA輸入紙に高関税賦課の要望を提出

  ■ インド経済活動の再開とIPMA輸入紙に高関税賦課の要望を提出 2020年7月 インドでは新型肺炎の感染者数が50万人を突破し、1日の感染者数が1万7000人を超えるなど今なお拡大の一途をたどっている。しかし経済再開を優先させる為モディ政権は徐々にその都市封鎖を解除しwithコロナ法による経済再開を模索している。  経済活動が再開されるにあたり、各段ボール・製紙工場は70-85%ま […]

  • 2020年7月24日

船会社9月以降の古紙船積みを敬遠、船足の短い日本品に引き合い

  ■ 船会社9月以降の古紙船積みを敬遠、船足の短い日本品に引き合い 2020年7月 二次感染の拡大と世界景気の低迷もあり中国市場もこのままダウントレンドへと再突入すると思われたが、価格下落は一時に留まり中国製紙メーカーは再度古紙の調達価格を強めている。  その原因は二次感染の拡大と発生減により古紙の調達が思うように進んでいない事、また一部の船会社から9月1日以降船着の中国向け船積みを見 […]

  • 2020年7月24日

中国製紙生産調整により需給調整、古紙・原紙価格反転。中国国内洪水被害も影響

  ■ 中国製紙生産調整により需給調整、古紙・原紙価格反転。中国国内洪水被害も影響 2020年7月 新型肺炎の流行により都市封鎖が実施され古紙不足が発生価格が上昇し、4月末にJOCCはCIF TAIWAN $150(CY14.0~14.5/kg)CIF VIETNAM $165~170(CY14.5~15.0 /kg)まで高騰した。 しかし5月以降先進国の都市封鎖により世界経済が低迷、輸 […]

  • 2020年6月30日

古紙輸出市況:海上運賃の値下がりと欧米での回収再開。価格軟化

  ■ 古紙輸出市況:海上運賃の値下がりと欧米での回収再開。価格軟化 2020年6月30日 新型肺炎の影響で値上がりした輸出古紙相場が5月以降反転下落している。 要因としては欧米の都市封鎖が解除された事により古紙の回収が再開された事、海上コンテナの流通が戻りつつあり海上運賃が値下がりしたこと、古紙不足から古紙の買い増しをしていた欧米の製紙メーカーの在庫が一定量まで膨らんだ事により買いが鈍 […]

  • 2020年6月26日

欧州の古紙・段原紙事情

  ■ 欧州の古紙・段原紙事情 2020年6月 フランスでは3-5月の産業全体の活動率は55%、紙パルプ業界は前年度比-10%程減少すると予測されている。他産業に比べれば高稼働状を維持しているが、徐々に景気後退の影響を受けつつある。5月以降都市封鎖は解除されたものの、一部の労働者が解雇など職を失っており消費はすぐに回復しないとの予測がある。  ドイツでは古紙不足から段ボール原紙の価格が上 […]

  • 2020年6月26日

マーケットハイライト:アジアでの包装需要減退、古紙価格軟化

  ■ マーケットハイライト:アジアでの包装需要減退、古紙価格軟化 2020年6月28日 新型肺炎による回収古紙不足と中国からの振替需要で活況となった東南アジア需要により値上がりした輸出古紙価格も5月以降反転下落、現在は下げ止まり感があるものの価格の軟化は続いている。 古紙価格が弱含んだ大きな要因は、先進国の都市封鎖と世界景気の急速な鈍化により、輸出に依存していた東南アジアに於いて包装需 […]

  • 2020年5月27日

新型肺炎<他国の稼働状況>

  ■ 新型肺炎<他国の稼働状況> 2020年5月 インド内務省は17日都市封鎖を延長し、少なくとも5月31日まで続けると発表した。インドはアジア最大の人口国で感染が最も深刻な国の一つとなっている。都市封鎖は3月25日より実施されているが、ロックダウン延長は3度目。 1日の新規感染者がこれまでで最多の6,767人となり、同国の累計感染者数は5月20日時点で13万1,000人、死者数は3, […]

  • 2020年5月27日

肺炎が収束し稼働を開始した中国、欧米の都市封鎖により貿易減少

  ■ 肺炎が収束し稼働を開始した中国、欧米の都市封鎖により貿易減少 2020年5月 都市封鎖が解除された中国に於いて医療品以外の貿易が停滞したことにより需要が大幅減、4月初旬から段ボール原紙価格が崩れた。  2019年の中国から輸出総額のうち米国、EU、日本、韓国向けは1兆1,017億米ドルに達し全体の40%を超えている。  中国の証券アナリストの分析では、輸出製品の包装の40%が紙の […]