- 2023年1月15日
中国 2022年の木材チップの輸入量 前年度比18%増加
■ 中国 2022年の木材チップの輸入量 前年度比18%増加 2023年1月22日 中国の木材チップ輸入量は2022年に前年度比18%増加し1850万㌧に達した。輸入総額は46%増の40億ドルで、平均輸入単価は前年度比24%高い$218/㌧だった。 輸入元構成比ではベトナムが中国の総輸入量の57%を占め、2位はオーストラリア(19%)、タイ(8%)、チリ(4%)と続く。 中国では20 […]
■ 中国 2022年の木材チップの輸入量 前年度比18%増加 2023年1月22日 中国の木材チップ輸入量は2022年に前年度比18%増加し1850万㌧に達した。輸入総額は46%増の40億ドルで、平均輸入単価は前年度比24%高い$218/㌧だった。 輸入元構成比ではベトナムが中国の総輸入量の57%を占め、2位はオーストラリア(19%)、タイ(8%)、チリ(4%)と続く。 中国では20 […]
■ チリArauco社 年産156万㌧のユーカリパルプライン稼働開始 2023年1月14日 チリの大手パルプ企業アラウコ社はビオビオ工場において年産156万㌧のユーカリパルプライン(BEK)のチップ投入を開始した事を発表した。同新設パルプラインは、2012年に同社が発表したMAPA計画(近代化工事)の一貫で23億5000万㌦を投じ同社の生産能力を210万㌧にまで引き上げる計画となって […]
■ 中国 対米報復関税適用除外期間の延長を発表 紙関連は針葉樹パルプ及び古紙パルプが対象 2022年11月30日 中国国務院関税税則委員会は28日、「対米追加関税品目の第9次適用除外期間延長リスト」を公布し、米国からの一部輸入品に対する追加関税の適用除外期間を来年5月まで延長すると発表した。 今年5月に延長が決定していた免税措置は11月30日に執行する。 新たに設定された免税機関は2 […]
■ ナインドラゴン 22年第4四半期に367万㌧のパルプマシンを稼働 相次ぐ増産も販売数量、収益は低下 2022年10月14日 ナインドラゴン(玖龍社)は9月27日、今年第4四半期に中国湖北省やマレーシアに於いて、新たに367万㌧のパルプマシンを稼働させる事を発表した。 内訳は湖北省及び遼寧省の工場ではそれぞれ60万㌧/62万㌧のクラフトパルプマシンが稼働し、チワン自治区北海市では5 […]
■ 南米Arauco社 ユーカリ漂白パルプ(BEK)ライン10月に稼働予定 2022年8月26日 南米大手パルプメーカーArauco社の進めるチリ工場の近代化及び拡張工事が今年10月に完成する。工事の内容は排水処理システムの近代化とバイオマスボイラーの導入、旧1号機の閉鎖。 年産156万㌧ユーカリ漂白パルプラインの新設、 2号機ラジアタライン(55万㌧)の改造で、23.5億㌦を投じる […]
■ 中国国内最大、世界第三位規模のパルプ回収ボイラーを建設 2022年8月26日 标联盛浆纸(漳州)有限公司は220億元を投じ、福建省漳州市漳浦县赤湖工業団地に於いて、年産166万㌧の回収ボイラーの建設に成功した。 同ボイラーは黒液回収濃度85%、固形物処理能力は9600tds/d、蒸気生産量は461kg/515℃、圧力105barで国内最大、世界第3位規模となる。 同工場には今後 […]
■ ドイツパルプ工場で火災 NBSKの生産停止 2022年7月7日 7月1日、Mercer International社のドイツスタンダルパルプ工場に於いて火災が発生した。チップの貯蔵エリアとコンベアが消失したが、火災はすでに消し止められている。現在火災の原因究明と復旧作業が行われており、生産再開の時期は未定となっている。スタンダルパルプ工場は年間66万㌧のNBSKを生産しており、一 […]
■ Arauco社 ブラジルに大型パルプ工場建設を発表 2022年7月4日 南米チリ大手パルプメーカーのArauco社はブラジル南部のマットグロッソ・ド・スル州に30憶㌦を投資し、年産約250万㌧の広葉樹パルプ工場を建設する事を発表した。同計画は年間520万㌧程の同社の生産能力を1.5倍に引き上げる大型プロジェクトで、2028年初頭の稼働を予定している。
■ 中国のチップ輸入量増加 世界の広葉樹チップ貿易量の過半数を輸入 2022年6月15日 21年の世界の木材チップの輸出量は約3,500万m3に達し、過去最高となった。輸出量の5分の4は広葉樹チップとなっており、主に中国・アジアのパルプ工場向けだった。 特に中国は木材チップの供給の40~80%を輸入に依存しており、古紙輸入禁止後のパルプ設備拡大が世界のチップ需要をけん引した。 Woo […]
■ フィンランド木材輸入量40%減 ウクライナ影響色濃く 世界の紙需給にも影響 2022年6月15日 22年第1四半期のフィンランドの木材輸入は187万m3で、前年同期比40%減少した。用途別輸入木材の内訳は45%がパルプ材、41%がチップ、丸太は3%であった。 減少率別でみると、パルプ材の輸入が対前年同期比48%減少、チップ32%、丸太は56%減少した。 輸入量が大きく縮小した背景 […]