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古紙

  • 2023年4月14日

2022年米古紙輸出量 前年比8%、約134万㌧減少

  ■ 2022年米古紙輸出量 前年比8%、約134万㌧減少 2023年4月15日 米輸出通関統計によると2022年の古紙輸出量は1499万㌧と21年の1633万㌧から約134万㌧(8.2%)減少した。直近10年間では中国の古紙規制と、新型肺炎が流行を始めた2020年の1438万㌧に次いで2番目に少ない量となった。 向け先別ではインド向け365万㌧と前年比8%減、ベトナム向け163万㌧( […]

  • 2023年4月13日

中国 地方で段原紙価格がわずかに上昇

  ■ 中国 地方で段原紙価格がわずかに上昇 2023年4月13日 中国大手製紙が大規模休転を継続する中、地方では中小製紙を中心に値上げが発表されている。値上げ幅は小さいものの、4月8日以降、30~200元の値上げが実施されている。北部地域では天津ナインドラゴンも値上げをアナウンスしており、段ボール原紙を200元値上げする。それに追随し、山東世紀陽光も強化芯を50元値上げ、断続的な価格下 […]

  • 2023年4月5日

ナインドラゴン4月もまた大型休転 需要回復の道のり遠く

  ■ ナインドラゴン4月もまた大型休転 需要回復の道のり遠く 中国大手製紙玖龍紙業は3月末、4月に4~37日の休転を実施し、合計29.6万㌧の生産調整を行う事を発表した。対象となるのは東莞、太倉及び天津工場の3工場で12機が3月25日から4月30日まで順次休転を行う。基幹工場となる東莞では白板2.8万㌧と段原紙16.7万㌧を含む合計19.5万㌧の生産削減を行う見込。 同3工場は2月中旬 […]

  • 2023年4月3日

運送24年問題 コンテナ輸送に大きな影響懸念

  ■ 送24年問題 コンテナ輸送に大きな影響懸念 トラックドライバーにも時間外労働の上限規制が適用される24年問題の長距離物流響への影響が懸念されている。 物流会社からも運賃の値上げ、運送時間の制約など本格的に24年に向けた対応要求が来るようになった。 この24年問題は、国内のトラック輸送よりも、特に古紙の輸出に掛かるコンテナ輸送業界に大きな影響を与えそうだ。  コンテナ輸送はトラック […]

  • 2023年3月30日

2023年3月 アジア古紙市況

  ■ 2023年3月 アジア古紙市況 2023年3月30 3月のアジアの古紙需要は弱く、相場は緩やかな軟調傾向が続いている。 しかし古紙発生も思いのほか悪く、安すぎる価格では成約しづらい為ドル価ベースのJOCC価格は昨月末と大きな変化はない状況だ。 月中の円建て相場は為替相場が138円から130円前後まで中7円以上変動した為、若干相場の上がり下がりはあった。 需要は悪いが、価格相場の行 […]

  • 2023年3月24日

中国製紙4月も相次いで休転発表 中小製紙にも連鎖 「消費減退と脱中国」影響

  ■ 中国製紙4月も相次いで休転発表 中小製紙にも連鎖 「消費減退と脱中国」影響 2023年3月25日 中国国内の包装需要は3月になっても尚、低迷した状況が続いている。 インフレによる国内消費の低迷と、欧米向け輸出産業が不振であることが大きな要因となっている。米中摩擦問題や、長期間に及んだゼロコロナ政策はサプライチェーンの再編を促した。一部の製造業は東南アジアやインド、東欧州、メキシコ […]

  • 2023年3月20日

中国 玖龍社 22年下半期 13.89億元(265億円)の巨額赤字

  ■ 中国 玖龍社 22年下半期 13.89億元(265億円)の巨額赤字 2023年3月21日 中国大手製紙企業ナインドラゴンズペーパー(玖龍社)は3月13日、22年7月から12月期(下半期)決算発表を行った。発表によると、同社の販売数量は860万㌧と営業収益は311.98億元(約5952億円)と昨対比9.5%の減少、営業収益は85.3%減少の6億8610万元(130億円)で経常収支は […]

  • 2023年3月16日

2022年米国古紙輸出量 昨年対比7.2%減少 下半期発生減や製品需要減も影響

  ■ 2022年米国古紙輸出量 昨年対比7.2%減少 下半期発生減や製品需要減も影響 2023年3月17日 米国通関統計によると、2022年の米国古紙輸出量は1550万㌧を下回り昨年対比7.2%減少している事が明らかとなった。 白物古紙及び、古紙パルプの輸出量は微増したが、古紙全種では200万㌧少ない1,546.7万㌧となっており、段ボールが120万㌧、雑誌が12.8万㌧、新聞は7.5 […]

  • 2023年3月11日

欧州古紙発生減に船積み遅れ 4月は復活祭など大型休暇控える

  ■ 欧州古紙発生減に船積み遅れ 4月は復活祭など大型休暇控える 2023年3月11日 欧州域内での消費減退と製紙休転によってEOCC価格は他エリア古紙より先じて軟化傾向にあったが、3月初旬につけた135-140㌦を底値に10㌦前後反発した。背景にはインフレによる消費減退で古紙の発生が悪く、船積みが遅れている事が要因となっている様だ。また4月はイースター(キリスト教の復活祭)が控えてお […]

  • 2023年3月11日

インド 輸入紙監視システム(PIMS)導入 アンチダンピングと国内製紙産業の発展を支援

  ■ インド 輸入紙監視システム(PIMS)導入 アンチダンピングと国内製紙産業の発展を支援 2023年3月11日 インド政府は昨年10月以降、貿易総局The Directorate General of Foreign Trade(DGFT)主導のもと、PIMS制度を導入した。このシステムは紙の輸入業者は輸入貨物の到着前75日から5日までの間にオンラインで事前情報を登録し、登録番号を […]