- 2022年5月21日
世界のロシアへの木材紙パルプ産業依存度
■ 世界のロシアへの木材紙パルプ産業依存度 2022年5月26日 ロシアは森林資源豊富な国で世界の森林面積の1/5を占め、1/3が原生林、64%が自然再生林、2.4%が人工林で構成される。木材種は主にカラマツ、カンジパイン、ホワイトパイン、レッドパインなど針葉樹が多く、輸出はカラマツが最も多い。木材パルプ生産能力は約1000万㌧で世界の4%を占め、紙、及び板紙の生産能力は1200万㌧ […]
■ 世界のロシアへの木材紙パルプ産業依存度 2022年5月26日 ロシアは森林資源豊富な国で世界の森林面積の1/5を占め、1/3が原生林、64%が自然再生林、2.4%が人工林で構成される。木材種は主にカラマツ、カンジパイン、ホワイトパイン、レッドパインなど針葉樹が多く、輸出はカラマツが最も多い。木材パルプ生産能力は約1000万㌧で世界の4%を占め、紙、及び板紙の生産能力は1200万㌧ […]
■ インドで深刻な新聞紙不足 ウクライナ戦争も影響 2022年5月21日 インドに於いて深刻な新聞紙不足が発生している。新聞社はレイアウトの変更や社説の廃止、週末の特別紙を廃止するなど紙の節約に追われている。 インドにおける新聞紙不足は様々な要因が重なっている。長年インドは世界各国か自国の需給が緩んだ時に投げ売りされる対象で、安価な輸入紙が大量に輸入された。 今や年間220万㌧あ […]
■ 21年度 中国造紙協会統計 2022年5月7日 中国造紙協会の2021年度統計が発表された。統計によると21年の中国紙及び板紙の生産量は12,105万㌧で前年度比7.5%増加した。また消費量も12,648万㌧6.94%増で、一人当たりの年間紙消費量は89.51kgと近年の平均消費量増加率は2.59%だった。 紙の中で最も消費量が増加したのはライナー(段ボール原紙)で3196万㌧( […]
■ インド国内古紙価格急落 欧州古紙輸出再開とウクライナ侵攻、中国都市封鎖で需給悪化 ウクライナ戦争や中国の都市封鎖など複数要因によってインド国内の包装需要が減退した。 国内段原紙価格は大きく値崩れしていないが、需要家の購買意欲は弱まっている。製紙企業や卸商の原紙在庫も増加した。 段原紙需要の減退に伴い常にタイトな状況にあったインドの古紙需給が緩んだことで、国内の古紙価格も急速に下落 […]
■ 山鷹国際 都市封鎖の影響で原材料入手困難5月も減産 段原紙価格再値上げ 2022年4月29日 山鷹国際は4月27日、5月8日より全ての紙種に於いて100RMBの値上げを発表し、華南、華中、広東省の工場おいて3~13日のマシン停機をアナウンスした。同社はマシン停機の理由を、新型肺炎の流行による都市封鎖の影響で古紙を始めとする原材料が入手困難になったと説明した。特に湖北省や湖南省から […]
■ 2022年4月 東南アジア古紙市況 先月末より軟化していたアジア古紙市況は、この4月中旬以降は価格が横ばいで推移している。一方、未曽有の円安により円価ベースの古紙輸出価格はやや上昇ぎみだ。3月中旬、価格軟化前のベトナム向けBitプライスはCIF $290~295㌦前後、為替は@115円であった事から、円貨ベースのCY価格は26.5~27.5円/kgだった。ドル価での成約価格が軟化 […]
■ マレーシア政府 今後2年間、新規製紙工場建設許可発給を停止 2022年4月16日 マレーシア通商産業省(MITI)は、今後2年間、製紙企業の工場建設に係る新規許可を停止する事を発表した。 3月15日以降、新規工場の建設、転抄、増産、買収に係る許可の新規発給が停止され、この決定は製造業許可取得の免除を受けていた小規模工場にも適用される。 既にライセンスの発給を受けている玖龍紙業など […]
■ 中国国内の古紙・段ボール製品価格上昇 原燃料の高騰と物流制限 2022年4月12日 中国国内の段ボール製品(箱)価格と古紙価格が相次いで値上がりしている。 段ボール工場は先月末の値上げに続き2回目の値上げを発表した。値上げ幅は0.5~0.3RMB/平米(5~8円/平米)。 値上げの背景には相次ぐ段原紙価格の値上げに加え、都市封鎖によって物流網が麻痺している事が理由となっている。ま […]
■ 欧州古紙インド向け輸出再開、中国都市封鎖による段原紙需要減と再生パルプシップバックで古紙価格軟化 2022年4月11日 昨年末より、事務手続き上のミスにより停止されていた欧州からインド向けの古紙輸出が4月から再開された事で、インドバイヤーは米国及び英国古紙の購入価格を引き下げた。この一時300㌦後半をつけていたインド向けDSOCC価格も約30-20㌦下がり330-350㌦レンジへ […]
■ 古紙輸出市況 中国景気減退 アジア古紙価格軟化も円安により円価維持 2022年4月1日 ロシアによるウクライナ侵攻、中国の景気失速や都市封鎖など景気減退を伴う不安要素が多く、東南アジア製紙企業の古紙オファー価格は軟化し始めている。 EUの廃棄物輸出に関わる法令改訂の際に、インド側の事務的ミスがあった事で止まっていたインド向け古紙輸出も4月に再開される見通しだ。 古紙不足から飛びぬ […]