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  • 2023年4月3日

DS Smith イタリアに大型段原紙マシンを建設する事を決定

  ■ DS Smith イタリアに大型段原紙マシンを建設する事を決定 2023年4月3日 英国に本社を置く多国籍企業のDS smith社はイタリアのポルカリ製紙工場に新たに大型の段原紙マシンを設置する事を決定した。マシンはバルメット社製で、抄紙幅8.6m、抄速1500m/分、70-135gの再生ベース段ボール原紙を生産する。年産は45万t規模になると見られ、最新設備は廃水とCO2排出量 […]

  • 2023年4月3日

ナインドラゴン 米 メーン州パルプ工場の停機を延長

  ■ ナインドラゴン 米 メーン州パルプ工場の停機を延長 2023年4月3日 中国大手製紙ナインドラゴン(玖龍社)は3月28日、同社の所有する米メーン州のパルプ工場の停機を延長する事を発表した。 オールドタウン市にある同工場は2015年に前企業が閉鎖していた工場を同社が2018年に買収、2019年にLBKPマシンをUKPと再生パルプマシンに改造していた。 2機の生産能力は再生パルプが年 […]

  • 2023年4月3日

運送24年問題 コンテナ輸送に大きな影響懸念

  ■ 送24年問題 コンテナ輸送に大きな影響懸念 トラックドライバーにも時間外労働の上限規制が適用される24年問題の長距離物流響への影響が懸念されている。 物流会社からも運賃の値上げ、運送時間の制約など本格的に24年に向けた対応要求が来るようになった。 この24年問題は、国内のトラック輸送よりも、特に古紙の輸出に掛かるコンテナ輸送業界に大きな影響を与えそうだ。  コンテナ輸送はトラック […]

  • 2023年3月30日

2023年3月 アジア古紙市況

  ■ 2023年3月 アジア古紙市況 2023年3月30 3月のアジアの古紙需要は弱く、相場は緩やかな軟調傾向が続いている。 しかし古紙発生も思いのほか悪く、安すぎる価格では成約しづらい為ドル価ベースのJOCC価格は昨月末と大きな変化はない状況だ。 月中の円建て相場は為替相場が138円から130円前後まで中7円以上変動した為、若干相場の上がり下がりはあった。 需要は悪いが、価格相場の行 […]

  • 2023年3月27日

中国段原紙輸入量 昨対比35%増加 輸出量も1割強増加

  ■ 中国段原紙輸入量 昨対比35%増加 輸出量も1割強増加 2023年3月27日 中国通関統計によると、今年1,2月の段ボール原紙輸入量は107万2331㌧と、昨年同期の79万㌧から35%ほど増加した。昨年末に段原紙に掛かる関税が免除された事が影響した。 品目別ではクラフトライナーが12.9万㌧(22年は9.1万㌧)、テストライナーが44.7万㌧(同34.8万㌧)中芯が49.5万㌧( […]

  • 2023年3月24日

中国製紙4月も相次いで休転発表 中小製紙にも連鎖 「消費減退と脱中国」影響

  ■ 中国製紙4月も相次いで休転発表 中小製紙にも連鎖 「消費減退と脱中国」影響 2023年3月25日 中国国内の包装需要は3月になっても尚、低迷した状況が続いている。 インフレによる国内消費の低迷と、欧米向け輸出産業が不振であることが大きな要因となっている。米中摩擦問題や、長期間に及んだゼロコロナ政策はサプライチェーンの再編を促した。一部の製造業は東南アジアやインド、東欧州、メキシコ […]

  • 2023年3月20日

中国 玖龍社 22年下半期 13.89億元(265億円)の巨額赤字

  ■ 中国 玖龍社 22年下半期 13.89億元(265億円)の巨額赤字 2023年3月21日 中国大手製紙企業ナインドラゴンズペーパー(玖龍社)は3月13日、22年7月から12月期(下半期)決算発表を行った。発表によると、同社の販売数量は860万㌧と営業収益は311.98億元(約5952億円)と昨対比9.5%の減少、営業収益は85.3%減少の6億8610万元(130億円)で経常収支は […]

  • 2023年3月16日

2022年米国古紙輸出量 昨年対比7.2%減少 下半期発生減や製品需要減も影響

  ■ 2022年米国古紙輸出量 昨年対比7.2%減少 下半期発生減や製品需要減も影響 2023年3月17日 米国通関統計によると、2022年の米国古紙輸出量は1550万㌧を下回り昨年対比7.2%減少している事が明らかとなった。 白物古紙及び、古紙パルプの輸出量は微増したが、古紙全種では200万㌧少ない1,546.7万㌧となっており、段ボールが120万㌧、雑誌が12.8万㌧、新聞は7.5 […]

  • 2023年3月15日

海運大手MAERSK 北米航路を休止 需要回復せず

  ■ 海運大手MAERSK 北米航路を休止 需要回復せず 2023年3月16日 デンマークに本社を置く世界最大規模の海運会社MAERSKはアジアと北米主要コンテナ港を結ぶ配船サービス(TP20)の運航を休止する事を発表した。インフレによる米消費低迷と米中貿易摩擦による中国からの輸出減少が影響した。TP20は同社が21年6月に北北米航路の本船不足を補填するために始めた週次の定期便で、一輸 […]

  • 2023年3月11日

欧州古紙発生減に船積み遅れ 4月は復活祭など大型休暇控える

  ■ 欧州古紙発生減に船積み遅れ 4月は復活祭など大型休暇控える 2023年3月11日 欧州域内での消費減退と製紙休転によってEOCC価格は他エリア古紙より先じて軟化傾向にあったが、3月初旬につけた135-140㌦を底値に10㌦前後反発した。背景にはインフレによる消費減退で古紙の発生が悪く、船積みが遅れている事が要因となっている様だ。また4月はイースター(キリスト教の復活祭)が控えてお […]