- 2022年1月1日
インドネシア石炭輸出禁止 市場価格に影響懸念
■ インドネシア石炭輸出禁止 市場価格に影響懸念 2022年1月2日 インドネシアのエネルギー・鉱物資源省は1日、石炭の輸出を1カ月間禁止すると発表した。 国内の石炭火力発電所向けの石炭の需給がひっ迫した事を上、電力確保のため、発電所への供給を優先させる。 インドネシアは発電の6割を石炭火力に依存しているが、世界的な電力用石炭の需要拡大を受けて、国内への供給量が不足している。 昨年 […]
■ インドネシア石炭輸出禁止 市場価格に影響懸念 2022年1月2日 インドネシアのエネルギー・鉱物資源省は1日、石炭の輸出を1カ月間禁止すると発表した。 国内の石炭火力発電所向けの石炭の需給がひっ迫した事を上、電力確保のため、発電所への供給を優先させる。 インドネシアは発電の6割を石炭火力に依存しているが、世界的な電力用石炭の需要拡大を受けて、国内への供給量が不足している。 昨年 […]
■ 段原紙の輸出増加は古紙不足を招く? 台湾の古紙輸入量が二倍になったワケ 2022年1月1日 日本の段原紙輸出量は昨年88万㌧を超え、今年は100万㌧に迫る勢いにまで増加している。過去数年間で日本の段原紙生産能力は転抄・改造などを含め70万㌧以上増加した。製紙企業は需給を調整すべく段原紙の輸出を増加させている。 2017年は中国の経済発展と古紙の輸入禁止により段原紙不足が発生し、 […]
■ 不足する新聞古紙 新聞消費量の減少より古紙発生量が大きく減少するワケ 2021年12月31日 新聞古紙の発生量が減少の一途をたどることは、世界共通の明確な事実として認識されている。 デジタル化や電子書籍の普及が進み新聞・雑誌を含む印刷物の需要は低迷し、上物古紙や新聞古紙の発生量は顕著に減少した。 さらに新型肺炎の流行によって直接接触の新聞は敬遠され、街頭に人がいなくなった事でフリ […]
■ 玖龍・山鷹社 年明け休転発表 原紙価格軟化 2021年12月31日 山鷹国際社は年明け1月から順次マシンの休転と減産を行う事を発表した。 玖龍社は11月に年明けから旧正月期間中の休転を発表し、減産、価格の値下げをアナウンスしている。 値下げ期間は12月25日から1月5日、東莞玖龍(Kライナー100~150RMB、テストライナー150RMB、中芯200RMB) 太倉玖龍(Kライナー […]
■ オミクロンの流行により船員の離職率が上昇 海運業界の混乱は2022年も継続する? 2021年12月30日 各国からの輸出量の急増とトラックドライバーの不足によって港湾作業が遅延し、本船が沖合で係留される期間が長くなっている事で、船会社は船員の確保が難しくなっている。さらにオミクロン株の流行により部分的な入国規制が再開されたことによって、高い給料を提示しても船員が仕事に戻ることを躊 […]
■ タイで古紙ヤード火災 3000tが消失 9名負傷 2021年12月28日 12月26日13:30頃タイのチョンブリー県にある古紙ヤードで火災が発生した。10台以上の消防車が出動し消化にあたっているが、工場はL字型で入口も一つしかないため2日経過した現在も未だ鎮火していない。 古紙ヤードは中国人が経営するTHAI PEACE PULP (TAHILAND)社で50名の移民労働者が […]
■ 相次ぐ原紙値上げ 環境投資を価格に転嫁せざるを得ないワケ(持論) 2021年12月25日 世界中で地球温暖化対策や持続可能な開発など、環境に対する意識が強くなっている。CO2排出削減は今や国家レベルの課題となっており、一企業も国の定めた目標を達成すべく厳格な削減計画を求められる事となった。 特に消費者商品は企業イメージが売上に直接的に影響する為、積極的に高いCO2g排出削減目標 […]
■ 中国白板/白カード市場 2021年12月25日 白カード【白卡纸(原生白板纸)】の原料はパルプ、白板紙【白板纸(再生白板纸)】の主原料は古紙となっており、白カードは白板より印刷適正に優れ価格も高く主に煙草箱用、食品用、日用品用途に利用される。 製品規格は白色度によってA,B,Cのグレードに別れ、それぞれ92%、87%、82%以上となっている。坪量は200g/㎡、220g/㎡、25 […]
■ 世界の段原紙・パルプ増産情報 2021年12月24日 中国 太陽紙業(サンペーパー)は12月4日、広西省北海市にある工場で年産100万㌧のアイボリーマシンのテスト抄紙を開始した。マシンはVoith社製、抄紙幅8.9m、マシンスピード1300m/分で、同工場に於いて生産された60万トンのBCTMを原料に抄紙する。同社は既存4機、年産合計138万㌧のバージンパルプ板紙マシンを山東省 […]
■ Canfor ノーザンウッド工場の生産停機を延長 2021年12月23日 カナダのパルプメーカーであるCanfor社はノーザンウッド工場におけるNBSK(漂白針葉樹パルプ)の停機期間を延長する事を発表した。 同工場は先日のカナダ西部ブリティッシュコロンビア州における洪水による影響で物流が麻痺した事を受け、NBSKを最低2週間、テイラー・パルプ工場でBCTMP生を最低4週間の減産を […]