注目キーワード
  • 2023年3月11日

インド 輸入紙監視システム(PIMS)導入 アンチダンピングと国内製紙産業の発展を支援

  ■ インド 輸入紙監視システム(PIMS)導入 アンチダンピングと国内製紙産業の発展を支援 2023年3月11日 インド政府は昨年10月以降、貿易総局The Directorate General of Foreign Trade(DGFT)主導のもと、PIMS制度を導入した。このシステムは紙の輸入業者は輸入貨物の到着前75日から5日までの間にオンラインで事前情報を登録し、登録番号を […]

  • 2023年3月10日

玖龍紙業 引き続き3月もマシン休転発表

  ■ 玖龍紙業 引き続き3月もマシン休転発表 2023年3月9月 中国大手製紙玖龍紙業は9日、泉州工場に於いて3月14日から9~7日ほど休転を実施する事を発表した。同社は2月にも大型休転を発表しており、同社の休転発表は1月から3か月連続となる。また、販売価格も2回値下げをアナウンスしており、国内需要の弱さは深刻な状況となっている。加えて輸入紙在庫も多い状況にあり、大手各社需給回復の為休 […]

  • 2023年3月4日

理文紙業 第2四半期マレーシアに35万㌧段原紙マシンを稼働予定

  ■ 理文紙業 第2四半期マレーシアに35万㌧段原紙マシンを稼働予定 2023年3月4日 香港上場の大手製紙、理文紙業は今年第2四半期に年産35万㌧の段原紙マシンを予定通り稼働させることを発表した。同社は2018年以降マレーシアへの投資を加速させており、総投資額510億HK㌦を投じ、マレーシアセランゴール州に大型製紙工場を建設中だ。2022年までにPM23、PM25、PM27の3機が稼 […]

  • 2023年3月4日

中国段原紙需要回復遅れ 輸入業者原紙在庫の投げ売りも

  ■ 中国段原紙需要回復遅れ 輸入業者原紙在庫の投げ売りも 2023年3月4日 中国の段原紙需要の回復が遅れている。中国ではゼロコロナ政策の解除により経済回復とそれに伴う包装需要の拡大期待感がでていた。さらに昨年末、中国政府が紙製品に対し関税の軽減税率を決定した事を受け、多くの輸入業者が投機的に輸入紙を発注していた。東南アジアや欧州の製紙に出された段原紙発注は2月中旬以降から順次到着を […]

  • 2023年3月4日

ブラジル Bracell社 世界初 パルプ輸送にEVトラックを採用

  ■ ブラジル Bracell社 世界初 パルプ輸送にEVトラックを採用 2023年3月4日 ブラジルパルプメーカーのBracell社はCO2排出削減を目的とし、パルプの輸送にEVトラックを採用した。同社によるとパルプ輸送に使用する40㌧トレーラーにEV車を世界で初めて採用した。これにより1車両あたりの年間CO2排出量を132000kg削減できる。またこの車両に充電する電力は自社の再生 […]

  • 2023年3月4日

中国大手製紙 パルプ・木質繊維工場稼働を加速

  ■ 中国大手製紙 パルプ・木質繊維工場稼働を加速 2023年3月4日 中国トップ製紙企業である玖龍社及び理文紙業は今年、中国全土に於いてパルプの原料となる木質繊維を製造する加工工場を順次稼働を開始する。  玖龍紙業は今年上半期だけで8工場、(浙江、東莞、天津、重慶、北海、泉州、福建、遼寧)総生産能力175万㌧にも及ぶ製造能力を獲得する事となる。第一四半期に浙江工場於いて年産15万㌧の […]

  • 2023年3月4日

22年年末から23年上半期で全世界約1,600万㌧の段原紙マシンが稼働 供給過剰に懸念

  ■ 22年年末から23年上半期で全世界約1,600万㌧の段原紙マシンが稼働 供給過剰に懸念 アジアの古紙価格、中国向け段原紙価格の回復遅れ要因となる懸念材料は、近年の過剰投資による段原紙供給過剰問題もあると考えている。 世界各国の製紙企業が発表するプレスリリースをまとめると、2022年年末から23年の上半期までに全世界で稼働を開始する段原紙マシンは、合計1600万㌧を超える。(22年 […]

  • 2023年3月3日

2023.3 古紙アジア市況

  ■ 2023.3 古紙アジア市況 昨年末に中国政府が紙製品に係る関税の減税措置を発表した事によって、中国の段原紙輸入需要が回復するとの期待感から、年明け早々古紙輸出価格は反転上昇を始めた。しかし旧正月前の原紙引き合いはブローカーや輸入業者による仮需で、実際の段原紙需要は旧正月明けも回復しなかった。 東南アジアメーカーへの中国からの3月生産分の段原紙発注は予想に反し少なく、中国大手製紙 […]

  • 2023年2月25日

(独)Essity社 世界初藁パルプで製造したToillet paperを販売開始

  ■(独)Essity社 世界初藁パルプで製造したToillet paperを販売開始 2023年2月25日 独家庭紙メーカーであるEssity社は農業廃棄物である藁パルプから製造したトイレットペーパーの市販を開始した。該当商品には原料の少なくとも10%を超える藁パルプを補修している。Essity社は4030万€(57億円)を投じ農業残留物である藁を原料とするパルプの製造設備をマンハイ […]

  • 2023年2月24日

22年 欧州紙パルプ産業概略 紙パルプ生産量5.9%減少

  ■ 22年 欧州紙パルプ産業概略 紙パルプ生産量5.9%減少 2023年2月25日 CEPI(European association representing the paper industry)の統計によると、2022年の欧州紙・板紙生産量は昨年対比5.9%減少した事がわかった。 22年の総生産量は8,480万㌧で、家庭紙、衛生用品を除いた全ての紙製品に於いて生産量の減少がみら […]