- 2021年10月30日
EU廃棄物輸出レギュレーション改定に事務的ミス? 古紙の輸出が一時停止?
■ EU廃棄物輸出レギュレーション改定に事務的ミス? 古紙の輸出が一時停止? 2021年10月30日 欧州リサイクル連盟(EuRIC)は先週、EUからの固形廃棄物輸出にかかる規則「1418/2007」の附属書改定案を公表した。新しいEU規則「2021/1840」では、古紙を含む固形廃棄物原料を非OECD加盟国に輸出する事を禁止する事が記載されていた。 圧着古紙など難処理古紙の輸出は […]
■ EU廃棄物輸出レギュレーション改定に事務的ミス? 古紙の輸出が一時停止? 2021年10月30日 欧州リサイクル連盟(EuRIC)は先週、EUからの固形廃棄物輸出にかかる規則「1418/2007」の附属書改定案を公表した。新しいEU規則「2021/1840」では、古紙を含む固形廃棄物原料を非OECD加盟国に輸出する事を禁止する事が記載されていた。 圧着古紙など難処理古紙の輸出は […]
■ 古紙海外市況: 輸出古紙価格軟化 中国景気失速感と東南アジア再稼働に遅れ 輸出段古紙価格はじりじりと軟化している。中国の「インフレ抑制」と「共同富裕」政策によって景気失速感がでた事によって秋需に入っても段原紙需要が伸び悩んだこと、また東南アジアの都市封鎖によって古紙価格は軟化を始めた。 10月に入り東南アジアの都市封鎖は解除されたものの急稼動はしておらず、中国からの段原紙引き合 […]
■ 世界の段原紙・パルプ増産情報 2021年10月30日 江蘇金田紙業は江蘇省塩城市に2基の段原紙マシンを増設する。2022年稼働予定で90-160gのテストライナーを2基合わせて円環61.2万㌧生産する。経営計画に予定されていた100万トン増設計画(60万tのチップボード及び40万㌧の段原紙増産計画)の一部で当初の予定より事業拡大される見込み。 鄭州東森紙業は江南省新密市に年産18 […]
■ マレーシア 古紙船積み前検査実施を2ヶ月延長 2021年10月25日 マレーシア政府は古紙輸入に係るライセンス登録制と船積み前検査の実施を検討しており、その実施要項の説明と有識者意見交換会を行ってきた。マレーシア政府の実施した説明会では検査の実施は今年11月1日より開始するとされていた。しかし実施は2ヶ月ほど延期される見通しだ。 新規制は輸入者登録や船積み前検査、デポジットの供 […]
■ 中国景気失速に再生パルプ需要軟化 古紙価格も10~20㌦ダウン 2021年10月23日 中国国内の景気失速感により包装需要が減退し、大手中国製紙企業は東南アジアにある再生パルプ工場を減産あるいは停機させている。 現在の中国向け再生パルプ販売価格は530㌦付近から500㌦以下へと下落し、需要も非常に弱い。中国国内の需要減退と、エネルギーコストの高騰によって500㌦以上の再生パルプ […]
■ ベトナム都市封鎖再開も、急稼働せずスロースタート 段ボール企業もフル生産には至らず 10月22日 ベトナムでは10月1日以降では都市封鎖が解除され工場が稼働を始めているが、急稼働とはならずスロースタートとなっている。 同国では7月中旬に感染状況が悪化。1日の新規感染者数はピーク時に約1万5千人に上っていたが、直近1週間は平均3千人程度まで減少、3ヶ月以上に及ぶ都市封鎖は段階的に解 […]
■ 欧州独占禁止委員会 大手パルプ企業に家宅捜索 欧州独占禁止当局は10月12日、フィンランドのMetsä Fibre社、Stora Enso社 UPM社を含む植林パルプ事業者に対し、立ち入り捜査を実施した。 検査を受けたパルプ企業はそれぞれ世界のパルプ市場の約4%を占める大手企業となっている。 欧州委員会及び消費者庁は木材パルプ生産者が、談合や特定のビジネス行為を規制する独占禁止法 […]
■ 王子ホールディングス インドで段ボール会社買収 2021年10月7日 王子ホールディングスは10月1日、インドの月産能力400万平米の段ボールメーカー、エンパイア・パッケージズの株式80%を取得したと発表した。北部に顧客基盤を持つ地場企業の買収で、インドの段ボール事業を強化する。 同社は、インド西部のラジャスタン州、グジャラート州、南部タミルナド州に工場を建設し操業している。パン […]
■ アジア各国の稼働は徐々に回復 中国国慶節明けの需要に期待感 2021年10月3日 今年の第3四半期はアジア各国の都市封鎖や中国の景気失速感により、工場稼働及び需要が縮小した。一方で国際古紙価格は高止まりし、各製紙企業は原料高騰と高い海上運賃によって苦戦した四半期だった。 ベトナムの都市封鎖は9月30日に解除され、段階的に規制を緩和していく事が発表された。商業施設や宿泊施設は営業が […]
■ 玖龍社 中国国内での一貫化を加速 2021年10月2日 中国最大手製紙企業の玖龍社は、川下への投資を加速させ自身の一貫化を進めている。 同社は今年2月に次期経営計画として年内に年間9億7000万㎡もの製函工場を建設し、一貫化を強化する事を発表している。中国が870億㎡市場であることを鑑みると突然市場シェア1%以上の工場を建設する事となる。 計画のうち5億3000万㎡を四川省成都市 […]