- 2021年3月20日
古紙輸出市況:欧州古紙値上がりをきっかけに価格急上昇
■ 古紙輸出市況:欧州古紙値上がりをきっかけに価格急上昇 2021年3月20日 旧正月明け徐々に上昇を始めた輸出古紙価格が3月に入り、EOCC価格の上昇を皮切りに20-30㌦ほど高騰した。アジアでは通販販売と脱中国や先進国の都市封鎖によって振り替えられた製造業が活況で、段ボールが不足している。 旧正月前に古紙買い付けの手を緩め原紙の在庫調整をしたが、思いのほか旧正明けも需要が強かった […]
■ 古紙輸出市況:欧州古紙値上がりをきっかけに価格急上昇 2021年3月20日 旧正月明け徐々に上昇を始めた輸出古紙価格が3月に入り、EOCC価格の上昇を皮切りに20-30㌦ほど高騰した。アジアでは通販販売と脱中国や先進国の都市封鎖によって振り替えられた製造業が活況で、段ボールが不足している。 旧正月前に古紙買い付けの手を緩め原紙の在庫調整をしたが、思いのほか旧正明けも需要が強かった […]
■ 新型肺炎により加速する通販市場の拡大 2021年3月19日 世界の市場調査会社であるSmithersPIRAのレポートによると、20年の世界の包装需要は6%減少し、輸送及び製造、パーソナルケア商品が最も影響を受けたという。 一方でeコマースは売上ベースで42%増加し、その包装需要も14.9%増加した。 特に食料品、スポーツ用品、化粧品の通信販売成長が著しい。20年以前はこれらの […]
■ マレーシア古紙・金属スクラップの輸入検査ガイドラインを発表 保証金と船積前検査の義務化 2021年3月16日 マレーシア産業貿易省(MITI)は2月27日、古紙及び金属スクラップにおける輸入及びその検査手順のガイドラインを発表した。 現時点ではまだ案で、業界の意見を公募する形となっているが、全ての古紙輸入が対象で、新聞・上白・段ボールの輸入は輸入許可制となり雑誌は輸入禁止となる […]
■ 玖龍社(ナインドラゴン)20年決算で過去最高益 原料開発と紙パルプ増産、今後は製品加工に進出し一貫化も狙う 2021年3月13日 玖龍社 (ナインドラゴン)は、2020年下半期の売上高が前年比7.1%増加し、過去最高の309億人民元(約478億ドル)となった事を発表した。 取り扱い数量も過去最高の860万トンを達成し、純利益は前年比75.6%増の40億人民元(約62億ドル)だった […]
■ 玖龍社(ナインドラゴン)マレーシアに巨額投資 製紙拠点を二か所建設 2021年3月12日 先日中国玖龍社は今後国内外に1000万㌧以上の増産計画があると公表したが、その計画に記載されていたマレーシアに於いて54億リンギット(約1400億円)を追加投資すると発表した。 この投資は計画にある二つの工場に投資され、一つ目は2019年に発表したパハン州ベントンにて地元製紙企業(SIN […]
■ 台湾で段ボール需要が好調、段ボール不足に三大製紙企業新設備投資を加速 2021年3月21日 台湾では古紙不足から原紙不足が発生し、新型肺炎による通販需要の増加も相まって段ボール不足が深刻化している。箱の納品は平均で7日から10日ほど必要で段ボール企業は高稼働状態が続く。原紙価格の高騰も重なり台湾では3月から段ボール箱の価格が前月比15%~20%上昇した。 台湾商工会議所の理事長は […]
■ Mayr-Melnhof Group(MMK)、米IP社ポーランド工場を買収 2021年3月10日 Mayr-Melnhof Group(MMK)は、International Paper社(IP)から同社ポーランドのInternational Paper sp.z.o.o.(Kwidzyn)を買収した。買収額は約6億7000万€、3,300万€の負債も引き受ける。事業譲渡は20 […]
■ インドネシア・ジャカルタで洪水1300人以上避難 温暖化による降水量増加とゴミ問題も影響 2021年 2月25日 インドネシアの首都ジャカルタは19日からの豪雨で洪水が発生し、1メートルから3メートル弱の深さで冠水したところもあり、少年少女4人を含む5人が死亡し1300人以上が避難した。 洪水はジャカルタ一帯の200地区が水没し、40地区で未だ水が引いていないという。21日には、 […]
■ Essity社 ドイツにて模造パルプ(麦藁)工場を建設 2021年2月27日 SCA傘下のEssity社はドイツのMannheim工場に於いて今夏模造パルプマシンを稼働開始する事を発表した。 4000万€を投資し年産35000㌧(日産100㌧)の漂泊麦藁パルプを製造する。パルプ設備の敷地面積は8000㎡となっており、2月18日高さ30mになる漂泊タワーが完 […]
■ 世界の段原紙増産情報 2021年2月27日 中国 山鷹国際は肇慶市に建設予定のKライナーマシン2号機(PM53)の詳細を発表した。Valmet製で紙幅9.3m 抄紙1200m/分 50万t/年で2022年第一四半期の稼働を予定している。同工場の1号機は65万tマシンで9.3m 抄紙1200m/分で2021年末に稼働予定となっている。 サンペーパーラオス工場のマシンもそうだが同規 […]