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  • 2019年11月30日

来年の中国ライセンスは500-600万tになる見通し。繊維が長く安価なAOCC主体で調達

来年の中国ライセンスは500-600万tになる見通し。ライセンスの有無が優位性に大きく寄与。 2019年11月30日 来年の輸入ライセンスは今年よりさらに50-40%程カットされ500-600万tとなる見込みだ。中華系メーカーは限られたライセンスの殆どをAOCCの購入に充て日本の古紙は購入しないとの打診をしてきており、2020年はEOCC、JOCCともに中国向け輸出がさらに縮小することが予想される […]

  • 2019年11月30日

インドネシア古紙輸入ガイドライン決定に遅れ、方針が二転三転

インドネシア古紙輸入ガイドライン決定に遅れ 2019年11月30日 昨月23日よりインドネシア政府の古紙輸入ガイドライン決定の遅れから輸出が一時停止されることとなり、日本の古紙がその他東南アジアメーカーに一段と安い価格でオファーされ始めている。 インドネシアでは今年政府の古紙検査に対する方針が二転三転したことによる混乱で古紙不足が生じており、他国よりやや高い価格で調達をしていたが、ここにきてKSO […]

  • 2019年11月30日

マーケットハイライト:古紙価格は一桁台中盤、年明けの出荷に不安

  ■ マーケットハイライト:古紙価格は一桁台中盤、年明けの出荷に不安 2019年12月 年末船積み販売契約分の出荷予定はおおよそ確定したが、古紙以外の貨物も旧正月前の為出荷が集中しコンテナドレーが確保できず、これ以上の年内出荷は難しい状況だ。  しかし古紙問屋の在庫状況は依然として高水準、現時点ですでに年明け出荷を確定したい旨の依頼が来ている。 現在旧正月明けの船着分(1月中旬以降のバ […]

  • 2019年11月20日

名寄市 王子製紙 名寄工場閉鎖中止を要請

  ■ 名寄市 王子製紙 名寄工場閉鎖中止を要請 2019年11月30日 王子マテリア名寄工場の閉鎖が決定した地元名寄市は大きな衝撃を受けている。地域経済への影響は必至で、王子マテリアや関連会社の取引、設備保守点検などを年間27億2000万円が影響を受ける。 さらに別に市へ納めた税金、水道料金などは2019年度推計で1億4000万円に上るという。 11月には名寄市などで作る緊急対策本部が […]

  • 2019年11月20日

国内で牛乳パック古紙も余剰

  ■ 国内で牛乳パック古紙も余剰 2019年11月 かつて日本の牛乳パックはその良質な品質から海外メーカーから重宝され、輸出価格は国内価格を常に上回り国内で家庭紙原料として使用する製紙メーカーを悩ませていた。海外では牛乳パックにBCTMP(機械パルプ)を使用するケースも多く瓶の普及率が高い事から、洗浄されNBKPを多く含む高品質な日本の牛乳パック古紙は人気があった。 またトイレット紙の […]

  • 2019年11月20日

余剰する古紙問題への日本製紙メーカーの取り組み

  ■ 余剰する古紙問題への日本製紙メーカーの取り組み 国内の古紙回収インフラ維持にとって国内古紙建値が維持されている事が唯一の救いではあるが、国内原紙の出荷状況も悪く各製紙メーカーは受け入れ数量をカット、古紙余剰問題は深刻化してきている。 栃木では行政入札をした業者が倒産し1億5千万円もの回収資源売払い金が回収不能になったことが新聞に記載されていた。九州では古紙入札の札入れに古紙問屋が […]

  • 2019年11月20日

中国政府再生パルプの輸入に6%の関税を賦課

  ■ 中国政府再生パルプの輸入に6%の関税を賦課 2019年11月 再生パルプに於いて12月15日より6%の関税を掛けることが中国政府から発表された。兼ねてより増加する再生パルプの輸入は巻き取り状で輸入されるケースが多く段ボール原紙と見分けが難しい為、原紙を再生パルプと称して輸入し関税を免れる恐れがあることに中国税関は懸念を示していた。 今回6%と段ボール原紙と同等の関税が課される事と […]

  • 2019年11月20日

2020年 富陽地区中小製紙メーカー立退き

  ■ 2020年 富陽地区中小製紙メーカー立退き 2019年11月 古紙業界では有名な中国富陽地区は浙江省杭州に位置し上海から新幹線で2時間程の場所だ。 朝早くから地元の古紙問屋が古紙をトラック一杯に積み製紙メーカーに並んでいる姿をご覧になった方は多いのではないだろうか。  富陽地区工業団地は2004年に設立され、中小製紙企業の白板生産基地として発展したが、2017年富陽地区行政による […]

  • 2019年11月20日

中国板紙生産量増加・再生パルプ等原料の代替えが進む

中国板紙生産量増加・再生パルプ等原料の代替えが進む 2019年11月30日 中国の紙・板紙の生産量は7月単月で1,044万トン、前年比3.9%増加している。 1月~7月までの生産量は7,070万トンで、前年比2.2%増加した。  段ボール原紙の輸入は1月-8月106万tに留まっており、前年度比-8.4%と減少した。 昨年は古紙不足と米中貿易戦争から8~10%程消費が減ったとの報道があったが今年の生 […]

  • 2019年11月20日

米国古紙に5%の追加関税、日本品に引き合いくるも上値重く

  ■ 米国古紙に5%の追加関税、日本品に引き合いくるも上値重く 2019年11月30日 昨年史上最高値をつけた11月が目前と迫った今も秋需は全く見られず、古紙・原紙ともに中国向けは非常に引き合いが弱い状態となっている。  古紙輸入ライセンスは10月17日に第4四半期の40万tが発行された。 44社と思いのほか多くの企業に交付された割に数量が少なく、年明けに立ち退きが確定している富陽地区 […]