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  • 2019年6月30日

米中貿易戦争: 勝者はどちらに

  ■ 米中貿易戦争: 勝者はどちらに 2019年6月30日 気になる米中貿易戦争の中国経済への影響だが、関税報復合戦による販売停滞でだけではすまない状況となっている。 米国をはじめ各国の電子メーカーが中国系企業からの資材調達を第三国に切り替え、また中国企業への部品の供給を止めるなど米政策に同調する姿勢を見せており、米国の徹底した対中国政策は深刻な影響を及ぼしている。  一方で中国は対米 […]

  • 2019年6月30日

世界的古紙価格は最低水準。回収コスト割れも日本の古紙は品質面から優位に

  ■ 世界的古紙価格は最低水準。回収コスト割れも日本の古紙は品質面から優位に 2019年6月30日 当社ベトナム工場の資材調達も昨月までは中国向けに輸出ができず安価で安売りされたEOCCを主軸に計画していたが、やはりCIF VIETNAM $110を切ったあたりからヨーロッパの古紙価格の下落スピードが鈍化し始めた。  古紙の回収コストと販売価格が合わず、これ以上下落すれば回収を止めると […]

  • 2019年6月30日

古紙輸出市況:経済鈍化により古紙価格は下落継続。採算割れから世界的回収減

  ■ 古紙輸出市況:経済鈍化により古紙価格は下落継続。採算割れから世界的回収減 2019年6月30日 米中貿易戦争の影響で世界の経済が鈍化、アジア圏の紙パルプ需要も低迷膠着状態が続いている。 古紙輸出価格は6月下旬でJOCC CIF TAIWAN $85-90、CIF VIETNAM $95-105と一時より下落スピードが鈍化し緩やかな下落となっている。  個人的な見解では岳排や各社S […]

  • 2019年6月30日

マーケットハイライト:輸出価格は底値近く欧州からの輸出は停滞

  ■ マーケットハイライト:輸出価格は底値近く欧州からの輸出は停滞 2019年6月30日 昨月に続き古紙輸出市況は変わらず低調だが、主だった動きはなく膠着状況、東南アジア向け価格は落ち着き始めており昨月と比べると緩やかな下落となっている。   現在の輸出価格はJOCC CIF東南アジア $85~110、(CY\8円前後)ONP $120-140、(CY¥10-12円)一旦底値も近いとみ […]

  • 2019年6月25日

世界の段ボール増産計画一覧

  ■ 世界の段ボール増産計画一覧 欧州段ボール原紙増産計画 2019~2022年 北米段ボール原紙増産計画 2019~2022年 日本・米国・欧州での増産計画(古紙物段原紙)とOCC輸出 その他発表済み日系・東南アジア・中華系メーカーの増設計画

  • 2019年6月25日

インドネシア向け古紙船積前検査の強化

  ■ インドネシア向け古紙船積前検査の強化 2019年6月25日 インドネシアの政府指定検査機関であるKSO(Kar ja Sama Operasi Sucofindo-Surveyor Indonesia)から6月1日より従来10%の船積み前検査を100%にする旨通達があった。  日本国内での船積前検査はOMIC(海外貨物検査㈱)が代理で行っているが、各コンテナー最低2ベールを開梱、 […]

  • 2019年6月20日

再生パルプ価格帯と要求される品質は?

  ■ 再生パルプ価格帯と要求される品質は? 2019年7月20日 再生パルプはマレーシア、ベトナム、韓国、台湾、ドイツ、インド等で生産されその多くが中国へ古紙或いはUKP代替として販売されていた。 原料によってグレード分けされており、下からMiX古紙を使ったMiXグレード、OCC#11-13を使ったグレード、クラフト古紙を使ったUKP代替グレードがある。 販売価格は昨年の秋需古紙価格ピ […]

  • 2019年5月30日

2020年高速道路自動運転の実用化

  ■ 2020年高速道路自動運転の実用化 2020年5月30日 数年前よりドライバーの高齢化や働き方改革による労働時間の制限等、様々な環境要因により国内運賃が上昇、繁忙期には価格よりも車がつかまらず運べないという問題が起こるようになった。  当社も紙パルプ、特に運賃の安い古紙の取り扱いが多い為運送の問題は大きな課題となっており、本レポートでも度々取り上げてきた。  AIの進歩による技術 […]

  • 2019年5月30日

サイアムクラフト社(タイ)FAJAR社(インドネシア)買収

  ■ サイアムクラフト社FAJAR買収 2019年5月30日   タイのサイアムクラフトがインドネシア板紙メーカーであるファジャール社(Fajar Paper)を買収することを発表した。  約6億6500万ドル(約731億円)を投じ発行済み株式の55%を取得、アセアンで最大の人口を持つインドネシアにその製造拠点を傘下に持つことでアジアでの成長基盤を強化するとしている。 同社は積極的なM […]

  • 2019年5月30日

中国政府対米報復関税発動:為替も介入か

  ■ 中国政府対米報復関税発動:為替も介入か 2019年5月30日 トランプ政権の対中向け関税増税の発表を受け、5月13日中国国務院は対米報復関税を発表した。 6月1日より2493品目、輸入総額600憶ドルに対し品物によりにより10%~25%の関税を課す。 (別ページ中国報復関税リスト参照)   古紙の税率は昨年より25%で変わりはないが、今回段ボール原紙が16%から25%へ、古紙を主 […]