- 2019年2月20日
東南アジアへの製紙拠点の移転:ベトナムは有力な進出先として成長
■ 東南アジアへの製紙拠点の移転:ベトナムは有力な進出先として成長 2019年2月19日 1月23日、丸紅100%出資の製紙工場をベトナム南ホーチミンに設立し工事に着工したことを発表した。 段ボール原紙を製造し、2020年の商業稼働、22年のフル生産時には年産35万tを予定している。 総工費120憶円を投資するこの工場は年間売上200憶円を目標とし、今後成長の期待できるアセアンとベト […]
■ 東南アジアへの製紙拠点の移転:ベトナムは有力な進出先として成長 2019年2月19日 1月23日、丸紅100%出資の製紙工場をベトナム南ホーチミンに設立し工事に着工したことを発表した。 段ボール原紙を製造し、2020年の商業稼働、22年のフル生産時には年産35万tを予定している。 総工費120憶円を投資するこの工場は年間売上200憶円を目標とし、今後成長の期待できるアセアンとベト […]
■ CCIC検査料金改定 中国メーカーへJOCCをオファーしたところCIF$155-165前後(CY14.5-15円前後)の引き合いも見受けられたが、2月15日よりCCIC検査料金が改訂となり、検査員登録をしていない問屋のコスト増加部分が不明瞭の為成約を見送った。 CCICによると月間500t以上の輸出実績のある古紙問屋に対し自主検査員の登録をするよう案内を出したとのことだが、実際 […]
■ 中国製紙国内古紙購入価格を値上げ 2019年2月20日 旧正月が明け、中国製紙メーカー各社は国内ローカル古紙調達価格につき若干の値上げを発表した。 中国のローカル古紙価格が旧正月明けに若干回復するのは例年の事で特に珍しい事ではないが、2月中旬以降のJOCC購入価格を1桁にまで調整するとアナウンスし、3月出し輸出組合の入札も辞退した玖龍社が突然CY15円台の価格を問屋に出している。 […]
■ レンゴー メキシコにおいて新会社を設立 2019年2月19日 レンゴーは2月15日、連結子会社であるトライウォール社が1メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ市に、重量物包装資材の包装設計・販売を行う子会社、TWメキシコ・パッケージング・ソリューションズ社を設立したと発表した。 レンゴーは、トライウォールグループを通じて、段ボールをはじめとする重量物包装資材事業を展開しているが […]
■ 中国国内古紙回収現場 2019年2月1日 1月の中旬に中国上海市と江蘇省に出張してきた。 祝日という事もあったのか高速パーキングエリアのショップは沢山の人だかりで賑わっており、その殆どが高齢者で一人っ子政策の代償なのか中国も急速に高齢化が進んでいる事を実感させられた。 それ以上に驚いたのは電子マネー化で、万博前の上海のウォール街では浮浪者が街中に徘徊し外国人相手に小銭をねだって […]
■ 中国の国内回収古紙:分別状態は悪く明確な品質基準なし 2019年2月2日 中期的に見て中国の古紙回収率も世界古紙相場変動の大きな要素の一つだが、回収にはお国柄いくつかの難点もあるようだ。 行政レベルで増値税の還付や回収所の増設など国を挙げての回収率の向上に努めているが、製紙側からすれば輸入が規制された中国の国内古紙は国際相場より高く、買値を下げると回収業者は回収を止めてしまい古紙 […]
■ 中国:環境規制により石炭ボイラー使用制限。電力不足で製紙操短 華北エリア製紙メーカーへのイセンス交付が遅れたこともあり同エリアの古紙は若干値上がり、全体的には旧正月の大型休転を前に原紙・古紙共に下落したが1700-2000RMB(27-30円)前後で推移しており昨年の50円より大きく下がったものの依然国際相場よりも安定した高価格で推移している。 日本ではさほど米中貿易戦争の影響は […]
■ 丸紅 ベトナムに段原紙工場建設を発表 2019年1月23日 大手総合商社の丸紅は、ベトナムに於いて同社100%出資の段ボール原紙製造工場を建設する事を発表した。 事業開始に先立ち、バリアブンタウ省に段ボール原紙製造会社「Kraft of Asia Paperboard & Packaging Co., Ltd.」を設立、工事着工に必要なすべての許認可を取得した。2020 […]
■ 古紙輸出価格下落、再生パルプ需要拡大 2019年2月1日 旧正月明けの船着分を中国、東南アジアの製紙メーカーにオファーしているが、中国メーカーの購買意欲は非常に弱い。 韓国メーカーも古紙購買を控える動きを見せており、東南アジアメーカーに古紙商社の投売りオファーが集中した。 古紙価格がさらに下落すれば$50-70ドルベースのMIXやOCC CIF$120-140の古紙を原料に東南 […]
■ 古紙問屋先行き不透明感に先売り価格が下落。国内プレミア価格も軟化 2019年1月30日 昨年もこの時期の輸出価格は国内建値の18円を下回ったが原紙の値上げもあり日本の製紙メーカーが古紙を買い支えたこと、昨年は旧正月明けに古紙価格は回復すると楽観視から古紙問屋はすぐに安い価格で成約せず在庫を積む方向を取った為、日本の古紙だけが国際市況程価格が下がらなかった。 しかし今年は昨年12 […]