- 2018年3月30日
日本国内古紙市況:中部組合入札3か月見合わせ
■ 日本国内古紙市況:中部組合入札3か月見合わせ 2018年3月30日 中部輸出組合の入札は向こう3か月見送りになる旨の発表があった。低迷する輸出古紙価格と国内メーカーへの配慮があったのかもしれないが、各製紙メーカー古紙在庫が余剰となっており、荷止め・数量カットが発表され各地から古紙のはけ口を求めて輸出先を探してほしい旨の要望がきている。 一部郊外の比較的ヤードの広い古紙問屋の中には […]
■ 日本国内古紙市況:中部組合入札3か月見合わせ 2018年3月30日 中部輸出組合の入札は向こう3か月見送りになる旨の発表があった。低迷する輸出古紙価格と国内メーカーへの配慮があったのかもしれないが、各製紙メーカー古紙在庫が余剰となっており、荷止め・数量カットが発表され各地から古紙のはけ口を求めて輸出先を探してほしい旨の要望がきている。 一部郊外の比較的ヤードの広い古紙問屋の中には […]
中国の今後の環境対策と古紙回収:国内回収は今後増えるのか 2018年3月30日 中国で古紙の回収率が徐々に上がってきてはいるが、思ったほどに進まない背景には家庭古紙の分別がまだ浸透しておらず、また統一した古紙の選別・品質基準がないことに原因がある。特に家庭紙古紙は分別が進まずパルプ物に比べ低品質な原紙からまだまだ再生物の普及は進んでいない。 中国中央政府は中国が世界一の古紙消費国でありながら古紙の […]
■ マーケットハイライト:8回目のライセンス交付。韓国・米国品でシップバックがあり価格が強含み 2018年3月29日 先日8回目のライセンス交付が発表された。今回の交付は131万トン、3社(5工場)となっており、内2社は以前の発表ですでに交付を受けた企業への増枠分とみられ、新規は1社のみの交付に留まった。 引き続き世界的な古紙の余剰状態は続いているが、直近日本品の中国向け価格で若干強 […]
■ レンゴー トッパンコンテナーを連結子会社化 2018年03月10日 レンゴーは3月2日、凸版印刷の子会社であるトッパンコンテナーの株式を取得し、7月上旬を目途に子会社化する事を発表した。 トッパンコンテナーの第三者割当による新株発行215万株を、約43億円で引き受けるとともに、凸版印刷より34万株を約7億円で取得する。株式取得価額の総額は約50億2,000万円。公正取引委員会と中 […]
中国ライセンス更新状況:3月16日8回目の交付、3社のみの交付に留まる。 2018年3月17日 3月16日に8回目のライセンス更新が発表されたが、7回目までの発表頻度に比べしばらく間が空いた発表となった。 7回目と8回目のライセンス更新に間が空いたにも関わらず今回の更新は3社6工場、そのうち理文社(江蘇工場)はすでに交付を受けた許可分の港変更であった為、実質3社5工場、131.56万トンの交付とい […]
■ 中国の内政事情と進む環境改善 2018年3月11日 中国環境保護省は10日、ナショナルソードを始め本格的な環境対策、冬季の大気汚染防止対策を進めるなか、北部の28都市すべてが2017年10-12月の改善目標を達成したと発表した。全28都市が17年第4半期の目標を上回り、PM2.5の平均濃度は地域全体で1立方メートル当たり27μgと、前年同期に比べて34.3%減少したとしている。 […]
中国ライセンス更新状況:7回目のライセンスが交付 2018年3月11日 輸入固形廃棄物の新しい規制が施行されているが、やはり輸入されるスクラップの中に違法な廃棄物が混入しているケースが後を絶たない。1月29日に中国税関当局より31の企業1.64万トン、輸入総額1.57億元もの廃金属に違反が発見されたことが公表され、状況を危惧するとし更なる検査の強化を発表した。 一方古紙は2月23日に7回目のライセ […]
■ 台湾家庭紙市況:家庭紙が大幅値上げ。買い占めなどパニックに 2018年3月2日 昨年から古紙価格の高騰により製紙原料となるパルプの価格も高騰を続けていたが、台湾製紙メーカー各社がトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの家庭紙値上げを発表した。(台北 2月23日 中央社) キンバリー・クラーク社台湾がクリネックス(舒潔)など14~15ブランドで約10年ぶりの値上げを決定、早けれ […]
■ マーケットハイライト 古紙価格下落、古紙サプライヤーによる投売り 2018年2月28日 旧正月が明け台湾、東南アジア、中国等方々の製紙メーカーに引き合いを出してみたが、世界中の古紙が余剰気味となり在庫過多である製紙側の購買意欲は弱い。旧正月前から船積みは4月以降にしてほしい等の要望もあったが、ここにきて痺れを切らしたのか台湾向けEOCC $130、AOCC $140-135 DS […]
■ 国内古紙状況:輸出価格下落から国内価格も軟調 2018年2月26日 1月末から古紙の荷止めを行う製紙メーカーが増え価格もプレミア価格はなくなった状況になっている。レギュラーは建値(段ボール18円/Kg 雑誌15円/kg 新聞17円/kg)それ以上は建値を下回る逆プレミアの価格も出ている。さらに受け入れ数量自体の制限もあり特に関東圏で余剰感がでている状態になっている。2月の後半に […]